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手作りコンポストデビュー!!

エコに興味を持って依頼、ずっと作りたかった生ゴミ用のコンポストをつくりました!とっても簡単にできるし、ゴミ箱から放たれる悪臭からも解放されるし、地球にも、お財布にも優しくて、いいことだらけ!

ということで、皆さんの家庭にも是非導入してほしい、コンポストの作り方〜紹介〜!

良い土ができたら、ぜひ家庭菜園で使ってみてね〜!

コンポストのメリット(生ゴミを燃やすにはとってもエネルギーを使うよ!)

まず、コンポストの第一メリットは地球に優しいこと!! 最近、温暖化が叫ばれて久しいですが、個人が出来ることってなんだろうと考えた時に、まず家庭で出るゴミを気にしますよね。日本で出るゴミのほとんどは、埋め立てか焼却処分されていますが、この時に出る可燃ゴミの中で、生ゴミはとっても燃やすのが大変なのです。生ゴミというくらいですから、水分が含まれていて、いかにも燃えなさそうではないですか!

そういったわけで、生ゴミを減らして、焼却に使うエネルギーを極力少なくするために、いろんな自治体、市町村で、コンポスト作りを推奨しています。調べてみると、かなり多くの市町村のHPでコンポストの作り方が紹介されています。

第二のメリットは家庭にも優しいこと!  当方一人暮らしで、あまりゴミは出ない方ですが、料理をすれば必ず生ゴミは出るわけで…。でも生ゴミが出るたびにゴミ出ししてると、ゴミ袋がもったいないし…。(今はどの自治体でも有料ですよね)かといって、置いておくと臭くなるし…汗  

そういったお悩みをお持ちの方の解決策になってくれるのが、コンポストです! コンポストって言ったて、生ゴミ入れるんだから、臭いんでしょ? とお思いのあなた! そんなことはないんですよ! 確かに失敗したりすると、臭うことがあるみたいなんですが、我が家のコンポストはそんなに臭いません。玉ねぎとか入れちゃったりすると少し玉ねぎの臭いしますが、(後述しますが、そもそも玉ねぎはコンポストに入れない方が良い(^^;;)基本的に土の匂いがします。

コンポストの中にすむ微生物が野菜などの生ゴミを分解してくれ、良質な土に変えてくれるのです。

なので、出来上がった土は栄養満点の植物のエサ(ベット?)になります。 観葉植物を育てている方は、そちらにあげても良し、家庭菜園をしている方はそちらに使っても良しd(^_^o) とにかく、地球からの恵みをまた地球に返してる感じが、この上なく気持ち良いのです!コンポストやり始めると、もともとゴミなんてものはひとつもないんだな、と思い知らされます。エコ活動のきっかけになるかもしれませんね! 
ちなみに私はコンポストをやり始めてから、観葉植物や、家庭菜園に目覚めました。家庭菜園はおまけって感じですが、観葉植物をどんどん増やしていくのは部屋のインテリア的にもかっこいいし、酸素が増えて気持ちがいいですよ〜。笑

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コンポストの種類(プラスチック、大型のもの、お手軽ダンボール)

さてここで、コンポストの種類をご紹介したいと思います。 ホームセンターなどでも売られていますので、購入されたい方は、チェックしてみるといいかもしれませんね。

コンポストで探してみると主に出てくる種類は

プラスチック素材の鈴型の大型コンポスト
プラスチック素材の小型コンポスト(ベランダなどに置ける)
木枠で作る巨大な手作りコンポスト(海外では主流っぽい)
段ボールで作るお手軽小型コンポスト

などが見受けられます。日本の自治体などで紹介しているコンポストは圧倒的に段ボールで作るお手軽コンポストでした。 メリットは何しろ、タダで手に入るものを利用できることと、保温ができること。段ボールそのものの再利用にもなりますしね!今回私が作ったのも、こちらの段ボールコンポストです。デメリットは、段ボールを二重にして作るので、少し通気性が悪いこと。コンポスト作りには、微生物の媒体となる土と、酸素が必要となるのですが、海外で良く作られているような巨大な木枠のコンポスト(側面がすのこのようになっている)などと比べて、酸素を取り込みづらいですね。そのため、頻繁にコンポストを混ぜ込み、酸素を取り込むことが必要になってきます。海外の木枠コンポストは、どんどん生ゴミを投げ入れて、土とミルフィーユさせたら、そのまま放置だそうです。 微生物を活性化させるためには熱が必要で、混ぜ込むと熱が下がるからやらないんだそう。

コンポストを作った感想、その後使用してみて。

インターネットでコンポスト作りとかで検索すると、いろんな自治体のダンボールコンポストの作り方が出てくると思いますが、私が作ったコンポストの作り方をざっと説明しておきます。

必要なもの
みかん箱くらいの大きさの段ボール2個
ピートモス15ℓ(乾燥して圧縮された水ゴケだそうです)
もみ殻くん炭10ℓ(お米のもみ殻を炭にしたものです)
かき混ぜる用のスコップ
虫除け用のキャップ(布でふたを作る)
軍手

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〜作り方〜

2つの段ボールの底をしっかりガムテープで閉める。
2つを重ね、二重にする。
ピートモスともみ殻くん炭を段ボールの6割くらいまで入れ、スコップでよくかき混ぜる。※粉塵がかなり舞います!吸い込まないように注意!!

あとは、家庭で出た生ゴミをどんどん入れていくだけ!
生ゴミはなるべく細かくしておいたほうが、早く分解されるので良いと思います。 ここで注意事項!

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〜コンポストに入れない方が良いもの〜

・動物や魚の骨
・玉ねぎなどのネギ類
・果物、野菜の種
・腐った生ゴミやビニール類、割り箸や爪楊枝など
(入れてはいけません)

生ゴミは水を切って、なるべく新鮮なうちにコンポストに入れましょう。コンポストには動物などの骨は入れない方が良いみたいです。分解に時間がかかると言うこともあるし、匂いの原因になってしまうという点もあります。それから玉ねぎも匂いの原因になるためあまりお勧めしません。
野菜の種子などはそのまま入れると発芽してしまうことがあるので避けたほうが良いみたいですね。(でも私は気にせず入れちゃってます。発芽したらそのまま育ててみたり。笑)


コンポストの中にいる微生物の栄養になるみたいで、油やご飯を入れるのは結構良いみたい。あと水と空気も微生物が活動するためには不可欠なので、ゴミを入れる時に、毎回かき混ぜて新鮮な空気を取り入れてあげてください。水はおそらく生ゴミに含まれる水分でだいたい大丈夫だと思いますが、コンポストの水分が飛んで干からびていると感じる時は、少し霧吹きを吹いたりして水分を与えてあげてください。触ってみてしっとりしているくらいがちょうど良し。

生ゴミを入れたら、よくかき混ぜて、布のキャップを被せておいてください。基本的にコンポストは放置プレイで大丈夫ですが、夏など湿度が高い時にずっと放置しているとカビが生えたりするので注意! 

投入から3〜6ヶ月ほどで生ゴミがあまり分解されなくなってきたら、熟成させます。
一週間に一度くらい、1ℓほどの水を加え、よくかき混ぜて放置。
微生物が一生懸命働いて、熱が発生します。夏場で2週間から1ヶ月、冬場で1〜2ヶ月ほどで熱が発生しなくなったら熟成完了!

ようやく堆肥として使えるようになります。
せっかく丹精込めて作った堆肥ですから、是非とも有効活用して地球に還元してあげてくださいね❤️

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