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■京都・無鄰菴■ 文化財施設運営スタッフのリレーコラム

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京都市左京区にある国指定名勝無鄰菴(むりんあん)の運営スタッフがつなぐ、コラムです。日々の出来事、実はこんなことしてるんです、など、書きます。文化財施設の運営にご興味を持っていた…
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文化財運営の裏側、ほんの少しお見せします。指定管理者になった私たちが、6年間で経…

マルチタスクチームのマネジメントって? 前回の記事では無鄰菴・岩倉具視幽棲旧宅はチームメ…

こどもにどうやって来て、見てもらうか-文化財施設で学芸員として仕事をするというこ…

 今回は地域の学校との連携ついてのお話をご紹介したいと思います。  筆者は、無鄰菴、岩倉…

「無鄰菴の自然の魅力をどのようにして伝えているか?」

書いてる人 平野友昭(ひらの ともあき) 植彌加藤造園株式会社 指定管理部 無鄰菴管理事務…

来て、観ていただいてナンボ-文化財施設で学芸員として仕事をするということ

 今回は企画の立案やお客様の反応を含めた具体的なお話をご紹介したいと思います。  筆者の…

文化財運営の裏側、ほんの少しお見せします。指定管理者になった私たちが、6年間で経…

マルチタスク=苦行? 前回の私のコラムでは、無鄰菴・岩倉具視幽棲旧宅の指定管理運営では、…

無鄰菴をサポートされているボランティアさんとは?

私は、お客様の接客、イベント・展示の対応、ガイド解説、フォスタリング・フェローズの育成な…

「日々、新ナリ」-文化財施設で学芸員として仕事をするということ

 今回冒頭に「日々、新ナリ」と何だか判らない言葉を掲げましたが、こちらは古代中国の王朝、殷の湯王(とうおう)の用いた青銅製の洗面器に刻まれてある言葉です。湯王は毎朝洗顔する時に、さあ今日も新たな一日の始まりだ、昨日とは違う、明日もさらに新たな日になるぞ、といつも洗顔時にこの洗面器を使うことで気持ちを新たにしていたと考えられています。  学芸員が日常取り扱う文化財は、何となく永遠不変、過去から現在、未来に向けてずっと引き継がれていくもの、というイメージをお持ちの方が多いのでは

文化財運営の裏側、ほんの少しお見せします。 指定管理者になった私たちが、6年間で経…

「場を造り、育む」という発想 無鄰菴・岩倉具視幽棲旧宅での指定管理運営のミッションは「庭…