わたしが好きなインドネシアポップ

インドネシアやバリの音楽、と聴いたらガムランやケチャなどの伝統的なものを思い出される方が多いかもしれませんが、もちのろん、インドネシアの音楽文化はそれだけではありません。

インドネシアの音楽ジャンルにはアラブやインドの影響を受けたダンドゥットや、ポルトガル起源のクロンチョン、スンダやジャワ、ミナンなどの地方音楽、そして宗教(イスラーム)音楽などがありますが、タイトルにもなっている「インドネシア・ポップ」(暫定)はジャカルタが中心となっており、西欧の影響をバチバチにうけた、日本でいう洋楽みたいな雰囲気の音楽です。

といっても、わたしは洋楽をほとんど聴かないので(ごめんなさい)、実はインドネシアポップ全部好き!と言われたらそうでもないんですよね。J-POPとアニソンを聴いて育った生粋の日本人なので、AメロBメロサビみたいなのがないと落ち着かない(あるある)。

そんなおこちゃまな私が好きになったI-POPアーティスト、それが「HIVI!」です。インドネシアの若者に大人気のアーティストです。ちなみにヒーフィーっていう人もいるしハイファイっていう人もいます。(ハイファイレイヴァーって曲ありましたよね)

HiVi! - Sama-Sama Tahu

I-POPを聴きあさっていても、ロックやゆったりバラードにしか出会えてなかったんですが(わたしがあまりそういうの聴かないだけ)、この曲に出会ってアーーーーーーーーーーーコレだコレ!!!わたしがずっと探していたものは!となりました。音楽についてよく知らないくせにこだわりだけはいっちょまえにあるので、好みの曲に出会えた時のよろこびはひとしおです。

なんで好みなのか考えてみたのですけれど、ただサビ(コーラス)がキャッチ―だからというだけではなくて、たぶん日本で言うところの「渋谷系」みたいな感じがするからなんだと思います。良くも悪くもコテコテのインドネシアっぽさはないけど、世界で流行ってる洋楽と比べたら少し落ち着きのあるような、なんともいえないこの感じがたまらなくすきです。

HIVI! - Remaja

これは後者の傾向がもうちょっと強い、ギターポップというかネオアコっぽい曲です。好き。ホンット~に爽やかな曲ばっかりつくりますね、HIVI!さんは......浄化されてしまいそうです。

このように、インドネシアの曲!といっても民族的な伝統音楽だけがその国の音楽ではないし、わりと私たち日本人にとってもききやすいポップスはたくさんあるので、いろいろ開拓してみるのも新しい世界を知ることができてたのしいとおもいます。

ということでわたしは洋楽をもっと聴こうかしら。ビートルズとか?

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