はちみつロケットがすごい

何日か前の記事で、「はちみつロケット」というアイドルグループ(2020年7月現在活動休止)について紹介した。そこでは結局脱線に脱線を重ねてとんでもないところまでいってしまったので、令和のJ-POP万博と呼ばれる(私がさっき考えた)はちみつロケットの楽曲の魅力を紹介したい。

1.「はちみつロケット ~黄金の七人~」

作曲:馬飼野康二 作詞:Zopp 編曲:生田真心

はちみつロケットのデビューシングルの表題曲。リリース当時彼女たちは全員高校生だった。でもそんなアイドルはイマドキゴロゴロいるのかもしれない。しかし、スタダもさすがにプロの芸能事務所である。なんとデビューシングル表題曲に馬飼野氏を起用した。絶対に売り出すぞという強い意志を感じますね。

馬飼野氏といえば、ジャニーズ事務所のアイドルたちのデビューシングルを手掛けまくり、バカ売れさせたことで有名である。(近藤真彦「スニーカーぶる~す」、嵐「A・RA・SHI」、関ジャニ∞「浪花いろは節」、NEWS「NEWSニッポン」、SMAP「Can’t Stop !!-Loving-」、Hey Say Jump「Ultra Music Power」、Sexy Zone「Sexy Zone」など)直近だと話題の手洗いソングも作ってたはず。

「黄金の七人」を聴いていると、確かにジャニーズっぽいあの感じがしてくる。ノリやすいビート、メチャイケラップ、キャッチーで耳に残るけど、どこか懐かしいようなメロディ。たまら~~~~~~ん!日本のアイドルのデビューシングルにピッタリ。

2.「おかしなわたしとはちみつのきみ」

作曲:前山田健一 作詞:前山田健一 編曲:浅田将明

先ほどの激強1stシングルと2同時発売されており、さらに人気アニメ「だがしかし2」とのタイアップ曲であり、文字通り彼女たちはロケットスタートを切った。さらに前山田健一(ヒャダイン)に楽曲制作を依頼する徹底ぶり、というか念の入れようは一周回って怖くなってくる。これがスタダの力か......

1stシングルは1970年代からJ-POPを牽引してきた馬飼野氏による王道ポップチューンだったが、今回は2010年代のアニメ・アイドルソングを牽引してきた前山田氏らしい、悲しげだがぶっとんだコード進行や展開のあるアニメポップスとなっている。歌詞にも彼がニコ動時代に培ってきたストーリー性が存分にちりばめられており(多分アニメに即してるんだと思う、アニメ見てないけど)前山田氏ってホントにアイドルプロデュースうまいな~~~~と改めて思わされてしまう。2ndシングルに呼んじゃうスタダもすごい。



以上、デビューシングルも激つよなはちみつロケットでした。この後リリースされた曲もありえないほど手がかかってるしプロデュース陣が大変豪華なので、また紹介していこうと思います。








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