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人道支援業界の闇。私は詐欺師か。

Twitterで見つけた「太陽の子」と言う本。
気になってその日のうちに買いに行って、
その日のうちに爆読み。


そーーーーなんだよーーーー!
と共感するところが満載。
人道支援業界で働いて、
実際に自分の目で見た闇の部分に
ピタっとはまる共感具合だった。

人道支援業界とか、
アフリカボランティアとかその辺に
興味があって行ってみたい人は
足を踏み入れる前に読むと良いと思う。


三浦さんの本気の取材に脱帽。
その辺にいる、
センセーショナルな記事を書こうと、
都合よく切り抜くチャラいジャーナリストとは訳が違う。
まじ、尊敬します。


この本の中で、著者の三浦さんは、

アフリカ特班員を自称しながらも、この地でどっぷりと庶民の生活に浸かり、生活者の目線でニュースを発信している記者を残念ながら、私は知らない。普段は、ヨーロッパやオーストラリアとまるで変わらない南アフリカのヨハネスブルグにいて、自身は先進国と何一つ変わらない日常を送りながら、紛争や事件が起きた時だけ一時的に現場に乗り込んで写真やルポタージュを東京やパリやニューヨークへと送る。そんな詐欺師のような仕事ぶりに私はいささか疲れ果て、いつしか心のどこかに罪悪感さえ抱くようになった。

「太陽の子」

もうね、このページ読んだときに、


そーーーなのよーーーーっ
て首を縦に振りまくって大共感した。


人道支援の業界を見ると、
「私、こんなに活躍しています!」
「僕がした、こんな良い行いを見てください!」
「貧しくても、心は豊か」
みたいな投稿を日本語だけじゃなくて、
世界各国の言葉でよく見かける。

私は、そう言う人たちを
「無の境地」で冷ややかにみてしまう。



どこの大きなNGOもそうだけど、
別に人道支援の医療がなくても
生きる人は生きるし、
死ぬひとは死ぬ。

いなきゃいないで、
自分達でなんとかするんだと思う。
そもそも病院も救急車もない場所に、
新しく病院を作ったら、
それはそれで新しい問題を起こしたりする。

支援金の横流しなんてざらにあると思う。

そして、現地の人、彼らは神に祈る。市場に横流しして、一儲けできる白人が、おいそれと持ってくる物資と同じくらい魅力的なのは、無償の神

「太陽の子」

実際に渡す物資や支援は
届くべきところには届かなかったり、
だから一般市民は、
祈ること、歌うこと、踊ることで
救済されてるな、この人たちは・・・
って思うことが多い。

大きい組織って、
結局、自分達が現地に
どっぷり浸かることなく、
短期で来て、
自分達はいいことやったと自己満足で
1年〜半年ほどで帰国していくことも多い。

今、ウクライナに来て、
私自身も、本当にここにいるべきだったのか
疑問に思うことはしばしばある・・・
いや、毎日思う。

ターニングポイントに来てるのだろうか。

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