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なんで会社を辞めたんですか?

宇宙飛行士の野口さんが言っていたことを聞いて思い出した。

26年間JAXAという組織にいて、
辞めると決めてから実際に
名刺がなくなるとか、
電話番号がなくなるとか、
メールアドレスがなくなるとか、
普段通っていた場所にはいれなくなるとか

場合によっては、それまで培っていた人間関係もなくなる。

結局それは、人間は社会的な生き物だから

他者との繋がりにおいて自己のアイデンティティを築き上げている。

ーーーーーアイデンティティーーーーー
自分が自分であること、
さらにはそうした自分が、
他者や社会から認められているという感覚。
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〜自分というものは何?〜
という時の それ を作る糸のかなりの部分が会社から来ている人は多いと思う。
それを断ち切って外に出ていくというのは、
かなりのサバイバル体験!!!


自分が何ができるのか?

会社を離れた自分が  何が出来るのか?

というのを明確に突きつけられるのが

退職経験 転職経験


と、言っていた。

わたしにとっての その経験 は、20年勤めた仕事を辞めるその時ではなく
15歳で、学校に通わないという選択をしたあの日だと気付かされた。


それはとてつもなく怖くて、寂しい体験だったことを思い出したと同時に、かなりのサバイバル体験をあの若さで、一人で寂しくて泣いた経験が、
ここまでの私を支えていたのだと気がついた。



自分の価値観を会社に決めさせないという試みは少なくともやっておいたほうが良い。

と、野口さんがおっしゃっていた事を、今になってとても共感できた。


自分の出来る事の中にいるのは心地が良い。
嫌だ嫌だと言いつつそこに留まっているのが何より証明している。

コンフォートゾーンを飛び出す時は、怖くて不安で仕方がない。


でも、ずっと同じとこを回っているのは、つまらなくてしんどい。


どちらも辛いなら抜け出してみる体験を
一度きりの人生してみようと思う。


恥ずかしい事と、怖い事の先にしか見えない世界に幸せがあると、知ってしまった。

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