エセ太陽的な集団は、いつまでも金太郎飴(金星)を求め続けるから長続きしない
ともえ@ファスティング中です。
(→よかったら自己紹介を読んでね)
今日は、金星の闇というかトラップの話をします。占星術的な話になります。
※これから迎える風の時代の最初の20年は金星が重要という話をこちらのマガジンで書いています。
私が先日から習っているあるセミナー(下の記事で書きました)の講師の方は、とある協会に属しているけどかなり自由にピンで立って活動している。
その講師の方とお昼を食べて話をしていたところ、その協会ビジネスの闇について話題になった。
その協会のメソッドはかなり素晴らしいもので、最近では大学でも教えられはじめているという理論が骨太のものです。
だから私もこの学びを続けるのは好きなのだけど、どういうわけか、その協会の講師やカウンセラーとして活動している人たちには、ある1つの奇妙な共通点があるんです。
それが・・・
✔ みーんな金太郎飴みたいにそっくり!
というもの・・・。
創始者の女性のプロフィールに似たタイプの人がほとんどで、主に40代以上の女性ばかりで、みんなそろってアメブロを使って集客している。
プロフィール写真も、文章も、判で押したように似ている・・・。
まあ、協会ビジネスあるあるですね。。。
会社員でもないし制服もないのに、みんなびっくりするくらい似ているんです・・・。
私が習っている講師の方は、ピンで立って活動できる人なので、ちゃんとWordpressとメルマガで集客しているし、きゃっきゃきゃっきゃと無目的に群れない。
そういうところが素敵で個性的だから、この人から習いたいと思ってずーっと習っています。
で。
このセミナーの母体になっている協会ですが・・・私自身、創始者の方のオリジナリティへのリスペクトはあるのですけれど、規約とか内情を知る人の考えによると、個人個人の個性を抑圧するような制約が強すぎだと感じました。
理論は素晴らしいのですが、まるで会社というか学校みたいな規律の強さで創始者の人の光に服従してしまっている感じです。
私に教えてくれている講師の方も、この点はすごく懸念されていた。個性がなく群生しているこのやり方・在り方が、もはやこれからの時代に合わなくなっているんじゃないかって。
ちなみに、組織を作るときの初期段階で最も有効なのは、自分を太陽にして、周りの人を金太郎飴(金星)にすることです。
なぜかというと、金星って、太陽に対してきわめて迎合的な身振りをし、常に密接な比例関係にあるからです。
金星は、太陽と完全な調和的軌道を描いて動いていきます。太陽から見て金星が地球と合になるときは、常に金星は太陽と地球の仲立ちをするように動きます。
金星は太陽にとって完全に信頼できるスポークスマンのような存在であり、太陽の光を軽やかに調和させながら広げていきます。
これは、NOを言う力と関わる火星とは全然違っています。
ちなみに、金星と結びついている白樺という木がありますが、火星と結びついているオークとは全く違う性質を持っています。
白樺は、荒れ地の開拓者という別名があるように、群生して酸性の荒れ地を変えていきます。地中に深く侵入する根を持たず浅く広がって不毛の土地を光あふれる土地に変えていきます。
白樺の白い樹皮は光を反射して輝きます。木の幹の中身はあまり密ではなく、容器として使われ、樹液が豊富です。
白樺は、硬くなることができない性質があって寿命が短いため、やがて次世代になると、火星が司るオークなど根を強く張る木々にとってかわられます。
これは、組織が変容していくときのプロセスと全く同じです。
最初は、創始者(太陽)の忠実なYESマンで固めていかないとそもそも理論が広がらない。だから、金太郎飴みたいなひとたち(金星)を大量に抱え込む必要がある。
でも、それだけだと限界があります。金星的なやり方では極めて浅く広くしか広がらないので、必ず組織として寿命が来るのです。
だからそのようなときにこそ、火星のように、太陽に対して一見迎合的ではない身振りをするエネルギーを取り入れていかないといけないんですね。
火星の軌道は、金星と一見とても似ています。
でも、火星が地球に近づくときというのは、常に太陽とオポジション(衝)の位置になるので、地球から見るとあたかも、火星は太陽に挑む者のように思えるわけです。
しかし、そのような火星による刺激を受けることで、太陽は一段成長して、次のフェーズへと進める。
白樺(金星)だけでは大地が固まらなかったのが、オーク(火星)が進出してくることによって、大地(組織)の中に縦方向の深みが出てくるわけです。
逆に言うと、非常に多くの集団において、急速に時代遅れになったり活動が続かなくなる原因のひとつは、無意識に創始者(太陽)が自分の金太郎飴(金星)を求め続けるからなのでしょう。
※そして、自信のないダメな男性(エセ太陽)が常に若い女性(金星)をとっかえひっかえ身の回りに侍らすのもこれが原因かと思います(笑)
※女性が金星おばさんになるのも、同様で、自分の太陽に自信がないからいつまでも金星をやり続けてしまうのでしょうね。
・・・さて。
太陽の光を広めるためには、金星だけではなく火星も必要だよーっていうことは非常に示唆に富んでいますが、
この金星+火星が統合された力を考えていくと、実は、天王星に行きつくのです。
なぜかというと、天王星は、あまり知られていないことですが、男性性と女性性の2つの極をもっているからです。
そして、このような天王星の二極性を知ることが、水瓶座の時代を考えていくときにやっぱり必要なんだろうなーと、個人的には思っています。
※風の時代の占星術についてはこちらのマガジンで語っています。
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