金星逆行とイエスの「荒野の40日」~金星は逆行で、人はファスティングで開花する
ともえ@ファスティング中です。
(→よかったら自己紹介を読んでね)
この記事は、かなり占星術寄りの話になります。
※前回の記事では、惑星の逆行の裏側で起きていること、つまり逆行期間にヘリオセントリックの会合が起きるということをお伝えしました。
今回の記事では、逆行とファスティングがつながっている!ということを、
金星逆行とイエスの荒野での40日間の修行のつながりとからめてお伝えしますね✨
ファスティングの3つの段階と逆行の3つの段階が似ている、ということ
ファスティングを経験したことがある方ならお分かりだと思いますが、
ファスティングは主に3つのステージがあります。
①ファスティング準備期間
②ファスティング最中
③ファスティング後の回復期
これを逆行という現象になぞらえると、
①逆行開始前に、天体が逆行のシャドウに入る時期。
②逆行開始~逆行終了。
③逆行終了後、天体が逆行のシャドウから出る時期。
となっています。
これを実際の逆行スケジュールに引き寄せて考えると、
①天体が逆行のシャドウに入る時期・・・2020年9月23日~2020年10月14日
②天体が逆行する時期・・・2020年10月14日~2020年11月3日
③天体が逆行終了して逆行のシャドウから出る時期・・・2020年11月3日~2020年11月19日
となっています。
逆行期間中に起きるヘリオセントリックの会合と、ファスティング中に起きる一種の悟り体験
ここで、逆行であれファスティングであれ、
言うまでもなく一番重要なのは、
②の逆行期間中であり、
②のファスティングの最中です。
それは、逆行期間中に天(太陽)と地(地球)が逆行天体を通じて同期するヘリオセントリックの会合が起きることからも分かりますね。
これと全く同じで、ファスティングもどんどん進行していくと、
頭が冴えてきて、インスピレーションが湧いてきたり、良いひらめきを得たりするわけです。
以前書いた下の記事↓で、私の知人の世界的に有名なバイオリニストの女性が、クリエイティブであるためにファスティングをしている話を書きましたが、
本当に数多くのクリエイティブな人たちが、ファスティングを日常的に行っています。
私の友人のB(上の記事のバイオリニスト)の言葉を引用しますと、
・・・ファスティングをして、
4~5日くらい経つと、頭が冴えてくるの。
そのまま続けていくと、だんだん、
余計なものがなくなって、
自分だけと一緒になっているような気持ちになる。
そして、そういうときにヴァイオリンを弾いているとね。
天使が下りてきて、
私と一緒にヴァイオリンを弾いていると感じることがある。
で、天使が私の弓や指を動かしているという気持ちになるの。
私が、じゃなくて。
自分を超える自分以上の何かにつながっているという感じになるの。
そういうときは、1年に何回もないんだけどね。
でも、ファスティングをしたときは、
そういう「つながっている」状態になりやすい。
だから、私は今でも大切な時は、
集中力を高めるために、ファスティングをするのよ
ということなのです!!
金星の逆行期間は通常40日。そしてイエスが荒野で修行したのも40日。
さて。
このnoteのテーマは金星力強化なので、金星の逆行という現象に引き寄せて、この話題をもう少し深掘りしてみますね。
金星は、古今東西で悟り体験と結びつけて考えられてきました。
日本では、空海が明けの明星を飲み込んで悟りを開いた話が有名ですね。
そして、金星逆行は、約584日に1回、40日間かけて行われます。
この40日という数字を目にしてピン!とくる方も多いと思いますが、
イエスが荒野で断食修行した期間が40日と言われており、
主にカトリックでは四旬節といって現代でもファスティングを行います。
イエスの荒野での40日の修行と聖霊による聖別
イエスは、洗礼者ヨハネによって洗礼を受けた後で、
天からの導きで40日間荒野で修行するのです。
イエスが荒野で修行している間に、
数々の悪魔たちが誘惑してきます。
1つ目の悪魔は、石をパンに変えろ!と言い、
もう1つ目の悪魔は、この世のすべての栄華をお前に与えてやるから俺に跪け!と言い、
最後の悪魔は、お前が本当に神の子なら、高いところから飛び降りても生きるはずだから飛び降りろ!と言います。
それはもう、まるでファスティング中に、
美味しそうなものを食べたくなったり、
デトックスで汚いものが出てきたり、
感情が揺れ動くのと同じで(笑)
でも、最終的にイエスはこの荒野での修行に打ち勝つわけですね。
そして、この荒野の修行の後になってはじめて、
伝道を始めるようになるわけです。
その時のイエスの様子を、聖書ではこう書いています。
それからイエスは御霊の力に満ちあふれてガリラヤへ帰られると、そのうわさがその地方全体にひろまった。
イエスは諸会堂で教え、みんなの者から尊敬をお受けになった。
それからお育ちになったナザレに行き、安息日にいつものように会堂にはいり、聖書を朗読しようとして立たれた。
すると預言者イザヤの書が手渡されたので、その書を開いて、こう書いてある所を出された、
「主の御霊がわたしに宿っている。貧しい人々に福音を宣べ伝えさせるために、わたしを聖別してくださったからである。主はわたしをつかわして、囚人が解放され、盲人の目が開かれることを告げ知らせ、打ちひしがれている者に自由を得させ、
主のめぐみの年を告げ知らせるのである」。
ルカによる福音書4:14-19
ここで分かるように、荒野の修行(ファスティング)の後、イエスは聖霊(御霊)を宿し、聖別された存在となったわけです。
ちょうど、逆行することで天体(金星)が、太陽の意志と同期して、その光を地球に投げかけるように。
逆行があることで金星の花が天空に咲くように、ファスティングすることで人は人として開花する
ということで、長々書きましたが、
天体は、逆行運動があることで、美しい花を天空に咲かせます。
それは、今回お伝えした金星だけではなく、
水星の花も・・・
火星の花も・・・
木星の花も・・・
土星の花も・・・
その他、すべての逆行する天体は、
行きつ戻りつすることで、天空に花を咲かせつつ、
天(太陽)の意志と同期するわけです。
それと同じで、私たち人間も、
ファスティングをすることで、人として開花しながら、
天の意志をこの身に受け取り、表現していくことができるといえるのでしょう。
日本におけるファスティング文化のよみがえりと、ファスティングリトリートの誕生
繰り返しますが、フランスをはじめとして、ヨーロッパでは、
宗教上の慣習でファスティングが残されていることもあり、
また、健康や美容のためやクリエイティブな活動のために、
ファスティングをする人が非常に多いです。
ラマダンのあるイスラム教も同じです。
一方日本は、まだまだファスティングは、
それほどメジャーではありません。
諸外国では、ファスティングを推進するお医者さんや医療従事者が多いのに対して、日本では、何か不調があれば圧倒的に薬を処方するお医者さんが多いからかもしれません。
※参考までに、日本人がいかに薬を消費しているかという記事をこちらに書いています。
もっとも、一説によると、日本にも戦前は断食道場がたくさんあって、
定期的に断食することが文化になっていたようです。
そして、これから先・・・。
別のブログ記事で、風の時代の始まりとなる、2020年12月22日のグレートコンジャンクション(水瓶座の木星と土星の合)は、射手座金星と連動していて、さらにその質として、対外的なものというよりは、内面的・精神的な形で影響が現れるということを分析しましたが、
✔ 自分たちの国の精神文化を、ドメスティックな形ではなく、海外にも通用するような形で磨き上げていく
といことが各国で起きてくるように思います。
日本についていうと、おそらく、日本人が長らく忘れていたファスティングという文化そのものの復興があるのではないか? と私は感じています。
※なぜかというと・・・その分析については、豊受大神の話と関わってくるので、また別の記事で書いています↓
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