シーズン8-2反省会

みなさんこんにちは。アドカレ飛び込み参加のたしかです。
今回はタイトル通り、'23/7月から12月までに適用されたシーズン8-2の環境メモと自分の結論、次のシーズンに向けたお話を書ければと思います。

この記事は ふるよに Advent Calendar 2023 に参加しております。

シーズン8-2更新 サマリ

カード更新は過去にまとめたので、そちらを引用。

抜粋すると、
・風雷撃、魚吊り、前ねこだましで、世界が前に近づいた。
・結果として中空メガミは息苦しい。剣は出禁。
・算は辛そう。鋸はそのまま。

それに加えて、遺物ことレンリアナザーが実装。
3つのレリックを使い分け、切札から4フレア3/2火力と鳶影スーパー引用による防御力、さらに魚吊りを携えたトンデモメガミの誕生である。
実装当初は上手な使い方もわからずAPの多い人になることもしばしばあったが、環境が進むにつれて定石と逆択がどんどん広まり、また上半期活動していた関西エリアと中四国エリア、後期のほくりくちほー、オンラインのいずれもやってくることが違うのが攻略難易度を上げてくる。

個人的に熱いのは裏斬り。今まで御膳立てして初めて使えるカードだったところが雑に触れる4-5 3/1になったので無理なく入り、みせておけば後々の受け方を縛る枷になるので採用率は鰻ライジング。これには虚魚もニッコリ。
虚魚は神座で再使用するには1ターンずらす必要あり、デッキそのものの見直しが必要。手裏剣を拾い直して鋼糸をリロードするので、普通に使えば切り札1枠を充てる価値はあります。

ファーストインプレッション ~7月 起源祭~

三国杯から約1か月。カード更新から3週間。7/30にオンライン起源祭が開催されました。正直S8-1のトップメタは薙棹系だったはずなので、ここまで前寄せに世界が変わるとはだれも予想していなかったでしょう。

優勝は岡たらこさんの忍騎爪。準優勝はヱゐさんの忍爪衣。
設置連打で2距離を完全制圧したオボロや、遁術+毒カードで近距離を見れるチカゲなども含めて、更新カードが環境を大きく動かした大会だった。

(騎橇vs忍爪はプレイングが上手なら五分|~微不利止まりだったらしい。悔しいがこれもまた伸びしろ。)

なんでもつかってみるフェイズ~8月~

??「起源祭が終わったらどうなる?」
??「知らんのか。NEW起源戦が始まる」

2023年8月~2024年1月、起源戦参戦メガミ
ユリナ、サイネ、ヒミカ、トコヨ、オボロ、ユキヒ、シンラ、クルル、サリヤ、ライラ、ホノカ、ヤツハ、ミズキ、アキナ

ライラやオボロ、サリヤはそのままに対近接番長のチカゲとハガネが戦線離脱。
追加されたのはホノカ、ヤツハ、ミズキ、アキナ。ピックアップするなら銃旗、傘鏡、薙兜、旗算などなど。前環境の覇者忍騎爪も健在で、まだまだいろんな組み合わせが勝ち上がっている様子。こちらの考察は来年1月の起源祭に任せましょう。

ここで完全戦に目を向けると、やはり鋸は生存。ニューカマー遺物と二人でやりたい放題している姿が散見される.
※友情遺物(旗)のこと、教えてください。n=4の特異点だけど理解できてない。

当初の予想通り遺物鋸Xに勝ちきるメガミが結論だと思われるが、本番までに見つかるかどうか…

ファイナル関西 団体戦を添えて~9月 美星ボードゲームキャンプ~

9月になると優勝カードが切り替わり。完全戦はハドマギリ、起源戦はラナラロミレリラ。
リアル都合で出た大会は起源一回,完全一回、団体戦の3つだけ。

起源戦はメガミが変わらないので割愛。薙旗兜に困ってますの。

団体戦は当日朝に顔合わせをした即席チーム。
オーダーは「兜をよく使う」「メガネが好き」「心がつえぇ」を上手くまとめた良いチームでした。
決闘はできすぎなくらい鎌をぶつけられたのですごく辛かった。自由枠のニンジャにどれだけ救われたか。

チーム「アニメ『薬屋のひとりごと』10月下旬放送開始、見ろ!!!」です。対戦よろしくお願いします。

完全戦は心拒戦で4勝。見返してみると櫂→信頼→櫂とハツミンピックアップ期間だったらしい。
参加賞で順風逆風カードを貰ったから記念に〜くらいの認識でいたが、、

北限リスタート ~10月 特殊大会 四季二捨~

10月からは北陸に出戻り。自分が不在の間も火を絶やさずに続けてくれた友人たちに感謝。

当時の認識では相変わらず鋸が強くて、添え物として傘や遺物が台頭。コイツらにカウンターと押し付けができる毒の立ち位置が上がってきたのが印象的。

より道ですが、10月にあった特殊レギュレーションを紹介。

・春 ユリナ ホノカ ミズキ レンリ カムイ シスイ
・夏 ヒミカ オボロ ユキヒ ハガネ ハツミ アキナ
・秋 トコヨ シンラ サリヤ ライラ メグミ カナエ
・冬 サイネ チカゲ クルル ウツロ ヤツハ コルヌ

この春夏秋冬から一柱、合計四柱を宿して2BAN。
どうしてアイツとアイツとアイツがセパレートされてるんだ??となったが、蓋を開ければ意外とバラけた形でした。
自分のツイートに∀NSWERはありますので、皆さんも選出を考えてみてはいかがでしょうか?

そして大規模へ… ~11月 オフライン/オンライン32人規模~

ここまで来るとあとは練度を上げるだけ。まずはオフラインの結果でもみて、環境読み合ってるかなぁ…

しらんやつきた
たすけて

全体傾向は鋸16の遺物13、傘9と概ね予想通りも、トップ2が想定から外れすぎてて混乱。
毒塵橇・・・毒の通りが良いが、塵vs傘鋸xはガン不利のはずでは?
じうはたかい・・9月に見たが旗櫂に命を預けられるか?
と急きょ有識者を集めて作戦会議。

旗櫂…というか櫂については流派は多々あるが、ミオビキ航路で集中力と山の上にある反乱撃を吹き飛ばすのをメイン主張として、逆風時のレンジロック性能と順風時の火力、波呼びによるバースト火力の再現性の高さから急にメタに上がってきたと理解。
大洋航路!すごい!本当にすごいんだ!
旗櫂ならば、羅針盤この旗やそもそも突撃霊式を複数打てるとゲーム破壊するので、ロングゲーム適性もあり納得。

毒塵は古代人なら誰しも怯える名前だが、毒橇も塵橇も見てないところでブレイクスルーがないならば手が届く範囲。まぁ心と虚偽の相性の都合、毒橇だけ見れば良いんですが、、、
解答は割と簡単で、絶歌の圧で攻撃を抑制することと飛苦無をオーラ受けしないこと,果てのケアをさせ続けること(切札をあまり見せない)あたりを守れば息苦しいが決闘にはなる。
心戦なら阿吽から出るAPで概ね勝つのでまぁ手なりで。
そもそも鋸に駆逐される説もあるので一旦保留。

遺物鋸はどうみてもトップ。火力は申し分ない上に、1巡目は桜鈴からリソースを、2巡目は武器からリーサルを、強いカードは霧から奪い、鳶影引用、魚吊り、玄塗り、反乱ハドマ。任意のカウンターでお出迎え。
…どうすんねん。

環境の最終整理もおわり、いよいよ3柱を決めるフェイズ。今期使ってみたい3柱筆頭の心拒絶xの強みと弱みを一旦書き出してみる。

心X
⭕️今期は浦浪嵐と底パワーのメガミ。
⭕️阿吽を絡めた火力とリーサル拒否はまだ健在。
⭕️浦波でハドマギリが止まる
❌徹底抗戦をからめた通常札火力には無力。実質ライフ3でも実フレアが少なくて神座も底力も使いにくい。
❌問答対応アブダグイで破産する。

拒絶x
⭕️偽証アタックに絶華が死ぬほど強い。オーラ2点から焦燥&武器対応絶華オーラで再構成中断など、圧がある。
⭕️遺響壁で徹底抗戦を見てから受けられる。
⭕️果てケアを怠る愚か者を一刀両断。想定はウバとはらり。遺物の3/2切札も狙い目。
⭕️薙の負け筋、八相八方への対応反乱撃を遺響壁で受けれる。なんと追加攻撃も飛ぶ。お得。
❌前ステには弱め。
❌裏斬りが通らないと困る。
❌絶華の防御力は裂傷には無力。

戦X
⭕️虚魚設置再構成のバースト火力は魅力。
⭕️ブーメランと偽証の噛み合い。
⭕️鳶影も不可能を可能にする。対応遺響壁は思考の外から2纏するので、話が変わるポイント高い。
⭕️のえ。
❌悠長。設置鋼糸を準備しても前ステに負ける。
❌傘どうすんの?

絆x
⭕️心が持たない大型切札
⭕️遁術の通りの良さ。
⭕️滅び毒および毒針、暗器で打点を減らす。
⭕️対応攻撃でオーラを剥げる=阿吽の友達。
❌拒絶絆は合格点。心絆は針が当たらない相手にどう組めばいいか不明
❌心を入れると鋸はban寄り。役割対象は?


絆との比較で今回はお休み
⭕️拒毒は高水準。
⭕️毒を避けると心拒絶が返ってくる→デッキパワーで勝負。
❌心毒に毒霧をいれるスペースがない。→絆のほうが丸い
斬一閃阿吽問答、飛苦無、暗器で6枠。当たる対面なら毒針が、当たらない対面には概ね遁術が必要。→多分斬or一閃を抜けば成立するが。。
神座渡を持った毒、なら組めそうだが自分の知らないデッキなのでなんとも。

ざっとこんな感じ。鋸徹BAN前提なら、心拒絶の地力には文句なし。戻しはおおむね拒絶Xになるので、サイネチカゲとサイネオボロでどっちを握るか考えたときに、攻めるターンが読みやすいとはいえ虚魚から出るバーストの高さを評価して心拒戦に決定。
傘遺物(鋸)どうすんねん問題だけは残るが、切札対応(浦浪or鳶影忍歩)とゆらりびを交換できるのではらりの本質軸を想定。勝つのかは限りなく怪しいが当日の俺が頑張ってくれるはず。

なお諦めがついていれば銃鎌櫂になってたかと思います。鋸が多い世界で銃旗を信用していないのと、諸事情で銃鎌の再検討をやっていたこと、一番返ってきそうな鎌櫂も凸の代わりに円月波動のある櫂理論で十分戦えると判断。

答え合わせ

優勝したのは岡たらこさんの遺物算鋸。
自分もテトまるさんの同じ握りにあたって爆散。
魚吊りだけでなく算法のケアもさせられ道中火力が低く、偽証から投資券を投げられ、絶華で耐えてラストショットのはずが回収でオーラが消滅してバースト火力の高さを出すまでもなく敗北。
上に書いた †偽証は絶華で止めれるから有利† も、武器を打たずに10点取れるなら不用意に偽証しないだけでケアできるので虚偽だった模様(対面の踏み込みが上手なのも勿論ある)。

反省ポイントはそもそも算がまだ生きている認識がなかったのと、遺物算のクロックスピードを見誤ったのが敗因か。
遺物鋸は絶対にいるところまで当たってたのだから、逃げずに戦えるデッキを完成させるべきだったか、はたまた水準の下がった算鋸とバチバチに殴り合うか。多分後者だったんだろう。

来季に向けて

シーズン末期に出てきたハツミに悩まされつつも、今回は心を持っていく理由付けはできたので、逃避から心傘剣を持ち込んだ三国杯に比べれば成長ポイント。
あとは練度。環境にいるメガミとの対戦経験は今期はたくさん。そこで得た学びを記録して今後に生かせるように。

S9はとりあえずデジオボロから触りはじめ。ボディがオボロなので壬蔓や影菱をうまく使える相方は大体友達になれそう。弓対面も次にいる<間合>が分かりやすいので、相手をよく見てデジを置いておけば結構あてられます。みんなもつかって感想を教えてほしいギガス。


おまけ

雪浦隊です。よろしくお願いします。

11/18に開催されたぎふよに団体戦、今回は事前に地元の友人2名とチームを組んで参戦。
今回は時間もあったので昔から手になじんでいた銃鎌を軸に、銃旗とのコンバートもできるようにそこそこ練習。心が折れたときのバックアップに銃鎌櫂を残せたのはこの練習のおかげです。
当日は往路復路とリアル凍結トークンにかじかみつつ、個人は1-2。鋸に銃鎌の前寄せ灰滅が有効な理論は合っていたが付与札にダストが吸い込まれて不発するなど、不甲斐ない。
いっしょに参加してくれた友に感謝。

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