ゴルフ歴

ゴルフ歴はイコール腕前とは直結する事はない。

ただ、ゴルフをどれくらいやっているの?と初めて一緒に周る人だったり、今後一緒に周る事になった人との間なりで、よくよく交わされる話。 スコアはどれくらい?と直接的に聞いてしまう無粋な人もいるだろうけど、ようは相手はどれくらいの腕前なのかを図るひとつの指針になる。

上手い人とまわる事になれば、緊張もするし、相手に迷惑もかけたくもないし、前情報として意外に重要なかもしれない。もちろん最近始めましたという人と周る事になれば、ボールの行方をみてあげないといけなかったり、いろいろ世話をしなければならないとなるし、正直な話、自分が多少悪くても、まだ悪い人がいるとか安心の材料にもなる。

今回は歴そのものの話。

自分の歴は正直言って覚えていないくらい前。7-8年は優に超えていると思う。おそらくもっとかもしれないが、そのくせ実力が伴っていないので、お恥ずかしい。

ゴルフを始めたきっかけは良くある話で、ひと周りもふた周りも違う仕事のお客さんたちがゴルフをやっているという事を聞きつけて、なんとか近づくために会社の同僚に教わったのが始まり。

それまでスポーツはやるのも観るのもサッカーひと筋で、サッカーボールより小さいボールにはあまり興味がなかった。

始めてみたものの、やっぱりサッカーの方が面白く、仕事上でゴルフを使って取り入ろうとするにはゴルフは少し難しすぎた。

それでも練習をしていくと、ある日、練習中に腰が痛くなる事が多くなった。それは悪性ではないものの、腰の辺りにそれこそゴルフボール大の腫瘍がみつかったのだ。

独身で手術となったとしても、その後を観てもらえる人がいなかった事もあって、日常的な痛みはなかった事もあり腫瘍はその後しばらく放置。そうするとゴルフもそのまま放置になった。

2-3年が経って晴れて、術後の面倒を観てくれる人ができたのが先だったか、大口のお客さんがついたのが先だったか? ゴルフをしていないと、どうにも偉いさん達と距離が縮まらない日々が続いた。それこそ最初は嫌々ではあったけど、これをきっかけにまたゴルフを始める事に。

ゴルフ歴の話になると始めたのは何年前で、真剣にやってからは何年ですと言う人がいる。これはわりかし皆が言う。ただし上手い人に限って、真剣にやってからって何? と返される。これもわりかしある。

ゴルフ歴はイコール腕前ではない。

どうにもアベレージゴルファーにおいては、そんな長い間ゴルフやってて、この腕前という事をを晒すのが歯がゆいのである。最初の数年はぜんぜん面白くなかったし、練習は月に一回も行ってもなかったし、ラウンドだって数か月に1回付き合いで行ったくらい。

ただし何かしらの事があって、一度はゴルフを離れはしたものの、再度始めてみると、何故かはまってしまった。今は週に一度は最低でも練習するし、今回は雑誌を買って読んだり、ちゃんとレッスンにも通ったり、真剣度が違うのである。 

だから、真剣に始めて何年と、ちゃんと言いたくなる。最初の何年間はカウントしたくないけど、昔一緒にまわった人が近くにいたりするときまずいから、ちゃんと歴は伝える。 

真剣に始めてって何?側の人達はゴルフから離れず、ずっと練習やラウンドを続けて順調にその腕前に達したんだろう。それともいわゆる筋が良かったって人で最初の数年で100切りはおろか90切りしたんでしょう。

はいはい、へたっぴですけど、今は真剣にやってるんです。だから真剣にやって何年です。まだ数年なんでこの程度です。てへ。

私においては真剣にやって4年です。

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