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コスタリカへの現実逃避旅で起きた2つの事件と人からもらう暖かさ

コスタリカの忘備録その①

これはメキシコでデジタルノマドとして働き詰めで疲れたのと、メキシコ観光ビザの更新のためにコスタリカへ10日間逃亡をしたおかおの話です。

2022/2/22 ポータルが閉まる日/コスタリカ1日目

コスタリカ、サンホセの空港に到着。

幸運なことにカウチサーファーのイサック が事前に連絡をくれて、2日間彼の家族の家にホームステイすることになったので、
空港から彼の家まで行くためにバスに乗ってバスターミナルへ。

まあここまではめっちゃスムーズで完璧。

でもここから2つの事件発生。

事件その1
バスターミナルに到着したら、バスターミナルで働いてる風のおっさんに捕まる。

おっさん「どこまでいくんや?」
わたし「サンラモン(イサックの家がある町)」
おっさん「ここからサンラモンいかんから案内するで」
わたし「Ok…..」
(完全に状況読めてない。ここってことは、ここじゃなくて、このバスターミナル内のサンラモン行きのバスが止まる場所に案内してくれるんかな?)

そしておっさんは車に走り乗ってなんか訳もわからずに車に乗せられた。

ここで、あ、やばい。と自分のアンテナがたつ。
そう気づいた時には遅かった。

彼はタクシー運転手だったのだ。
まあそれに乗った自分も悪かったのだが、そこから他のバス停まで連れて行かれることに。結局、連れて行かれたのは車で5分ぐらいいった高速道路の脇道みたいなところ。
もうちょっとで車で1時間のサンラモンまで連れて行かれるところやった。それは阻止した。

車の中での会話
私「でも、あのターミナルからサンラモンまで行くバスあるって友達言ってた」

おっさん「あのターミナルはもうサンラモンまでのバスはない」(完全なる嘘)

私「でも友達の言ってる通りにした」 
おっさん「サンホセの中ちょっとドライブしたんやね」←ふざけんな

そしてバス停に到着。
請求された金額は日本円で1200円。ふざけんな。なんで5分のタクシーで日本値段請求くるんや。最初7000コロンって言われて、ん?なんかおかしいぞとおもって電卓だして計算したのが不幸中の幸いで、半額以下の3000コロン(540円ぐらい)だして、そんな金額払わんわって言って降りた。この540円も正規料金の倍やけど、正規料金払っておろしてくれるわけないから220円ぐらい払って降りたの正解って後から思った。(開き直りはやい)

まあこの事件が到着日に起きたのは、他の国旅行する時はもっと身を引き締めろっていう天からのお告げと受け取った。540円で学べるなら安い方。

そして後から考えたのは、おっさんはこの行為をするのに理由があるのかもしれないなーっていうこと。
単にお金必要なだけかもしれないけど、病気の家族いたり、車なおさないといけなかったり、家族に仕送りとか?etc… (ただの考えすぎ)
そしておっさんお金必要ならどうぞっていう気持ちが自分の中に湧き上がってきた。
旅行者で他の国に旅行できるってこと自体自分は恵まれているし、その事実に感謝するために寄付したことにしておこう。

そして自分の元から去ったものは後から他の方法で帰ってくるから、大丈夫。

前までやったらこんなことが起こったら、ただ単にムカついてイライラしてただけだと思うけど、今回はなんか冷静に状況見れた気がする。これが25歳になった自分。18歳のときに中南米に来た時は考えつかなたかったこと。

逆にこの事件が旅の最初に起きてくれてよかむた。いい教訓になった。


事件その2

タクシー運転手のおっさんに連れてこられたバス乗り場で、タクシーで起こったことを理解しようとしていると、

タッタッタッタッという音が聞こえて、
近くに座ってたおばさんが、
泥棒!スマホ取られた!と叫んだ。

え、まじ?

こんな立て続けに事件連発するか普通?
他のバックパッカーのブログとか読んでても、そんな簡単に事件は起こらんよ。

これは勝手な推測やけど、たぶんその泥棒は私の荷物取りたかったんじゃないかなーと。大体狙われるの観光客やし。自分その時ボケーってしてたし。

幸いにも持ってきた荷物全部足でガードしてて、泥棒が行為に及ぶ直前にケータイ鞄にしまってたからセーフ。
ここでケータイ取られてたら完全につんでた。別にケータイ自体は取られていいから、中のデータ返せって思うよね。

コスタリカ入国1時間で起きた事件が濃すぎる。


そのあとは普通にカウチサーファーのイサックの家に無事到着して、そこでパブロっていうアルゼンチン人のカウチサーファーにも会って、楽しい午後を過ごした。

カウチサーフィンしていると、人の温かさとか愛とか、世界どこにいっても自分を快く受け入れてくれる人はいるんやなーって。すごく気持ちよくなる。
そして、たくさんの個性的な人に会えるのがすごく楽しい。

毎回カウチサーフィンで人の家に泊めてもらった時に思うのは、カウチサーフィンのホストからもらったものは、その場でその人に同じだけ返せないかもしれないけど、恩送りとして、自分も他の人にしてあげたいなって。そうやって人が人を助けてってしていくと、もっと世界は良くなるんじゃないかなって。

カウチサーファーの2人と。


とりあえず1日目からすーごく濃い1日を過ごしたおかおでした。

#デジタルノマド #日記 #コスタリカ #カウチサーフィン #旅の出来事  

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