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痛みとアロマテラピー
こんにちは、HerbalHollyいぬいまさみです。
ずいぶんと空いてしまいました。
お付き合いくださっている読者の方に感謝です。
どうにもやはり6月は鬼門のようでいろいろぐったりしておりました・・・
![](https://assets.st-note.com/img/1720071034082-C8agMyFm4i.jpg?width=1200)
今回は 痛みに対するアロマテラピー 。
というのもまたしてもぎっくり腰をやってしまいまして
精油パワーのお世話になりましたので、シェアです。
痛みとは何か?
安全に生きるために必要な警告です。
生きるための防御反応ですね。
痛みが発生すると神経で受け止められて電気信号になり最終脳に伝達されます。
そして脳がカラダを守るために痛みの信号を送るのです。
痛みには種類があって
*切り傷やヤケド、骨折などけがをした部分に発生する痛み 侵害受容性疼痛
*キズや炎症などが見えず、ぴりぴりしたような痛み椎間板ヘルニアや脊柱管狭窄症
帯状疱疹後の痛み などは神経が原因と思われるもの 神経障害性疼痛
*日常生活において慢性的または強いストレスを感じた時などに起こる痛み。
自律神経や免疫系、ホルモンバランスなどの乱れからおこるようなもの 心因性疼痛
ちなみに、市販薬で手に入るNSAIDs(ロキソニンなど)は炎症のある痛みにはよく効きますが
神経障害性や心因性の痛みには効きません。
また子どもも飲める鎮痛剤のアセトアミノフェン(カロナール)は炎症を抑える効果は低いですが
脳の痛みの感受性を低下させる効果があります。
たいていの痛みは 侵害受容性疼痛 なので 炎症をおさえたり鎮痛・鎮静する効果を求めますね。
アロマテラピーは抗炎症作用を持つものや鎮痛・鎮静作用をもつものはもちろん、心因性の疼痛にも
効果的に使えます。
痛みが発生する機序はとても複雑ですが、痛みを受け取る侵害受容器に働きかける精油成分は割とあります。
少し前のNARDJAPANの会報誌にも紹介されていてとても勉強になったので一部をご紹介すると
*テルペン系アルデヒドを多く含む精油(レモングラス・ユーカリレモン・リトセアなど)
*αービサボロールを含む精油(カモマイルジャーマン)
*ℓ-リナロールを含む精油(ローズウッド、ラベンダーアングスティフォリア、ラベンダースピカなど)
その他、メントールやカンファー、1.8シネオール などにも抗侵害受容作用があるとのことでした
(2022年ケモタイプアロマテラピーVol159より)
今回私がぎっくり腰用に作ったブレンドは 天然のサリチル酸メチルが多く含まれるウインターグリーンを中心に
ローズマリーカンファー、ペパーミント、ヘリクリサム、タナセタム、ジャーマンカモマイル を使った最強バージョンです
このブレンドは塗った瞬間から痛みが引くので(自分比)気に入っています。
実は湿布のロキソニンも使っていたのですが、途中で胃が気持ち悪くなってしまって・・・(湿布のせいかはわかりませんが)
湿布はかぶれにもつながりますしやっぱり連続使用は駄目ですね^^:
腰の部分なので今回はしていませんが クレイ(グリーンイライト)の湿布もよく効きますよ。
痛みは生活を送るうえで著しくQOLを低下させます。
不快な気分にもなりますしストレスも増加です。
かといって、市販薬で止めるだけでは根本から治癒しませんので、原因を突き止めてしっかりと治していかなくてはですね。
これからどんどん暑くなり、自律神経のバランスも大きく乱れることが多くなると思います。
自律神経を整えることもアロマテラピーは得意です。
またメディカルアロマの情報を発信していきますね。
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