見出し画像

人は身体の中に100人の名医を持っている。その100人の名医とは自然治癒力

この言葉を聞いたことがありますか?

誰が話した言葉でしょう?

・?????・・

??????・・

この先を読まないで、まず答えてみてください。

??????

答えは、古代ギリシャの医者ヒポクラテスの言葉です。

この他にもたくさんの言葉を残しています。

例えば、

・睡眠も不眠も度を越せば共に悪いしるしである

・食物によるよりも飲料によって回復を図るほうが容易である

・浄化されていない身体は、栄養を摂れば摂るほど侵される

・飽食も絶食もその他のものも、自然の度を過ぎれば良いことはない

・心に起きることはすべて体に影響し、体に起きることもまた心に影響する

・私たちの内にある自然治癒力こそ、真に病を治すものである

・人は自然から遠ざかるほど病気になる

・汝の食事を薬とし、汝の薬は食事とせよ

・歩くことは人間にとって最良の薬である

健康維持のために、目に見えるところに貼っておきたい言葉ばかりです。

特に、『浄化されていない身体は、栄養を摂れば摂るほど侵される』については、今回調べてみるまで私は知りませんでした。現代では、私たちの体は、多くの毒素で汚染されている状態です。そんなバカなという方もおられるでしょうから、これから説明します。

現代は、多くの食品に添加物、農薬、などある値までは国では認可されています。しかし、たくさん体に取り込むとよくないものが非常に多いです。また、海の魚も、大きな魚ほど水銀が含まれています。最近は、プラスティックゴミもどんな影響があるか心配の種です。環境問題は、世界中の非常に大きな社会問題になってきています。

このように、現代では、どんなに気をつけていても間違いなく多くの方の身体は、食品添加物、農薬や多くの化学物質などの毒を避けられません。長い年月をかけて体に蓄積されていってしまうのです。やがて体の毒を排除する働きが限界を超えて病気を発症してしまうことがあるのです。

私は、2年前にメディカルハーブを使って体の臓器を順番に浄化しました。とてもスッキリして何か生き返ったようでした。

このハーブの歴史を調べてみたら、およそ5000年前に、すでに使用されていたのです。古代エジプトでハーブが使われ、古代ギリシャへその利用法が伝わっていました。なかでも先ほどお話したヒポクラテスは400種類のハーブの処方を初めて医学の分野で残し、後世に大きな影響を与えています。中世ヨーロッパでは、ペストの蔓延の時に、これらの知識が人々を救ったと言われています。

医学が様々な薬を生み出すとともにハーブの需要は減ってきています。現代は様々な環境汚染、食品添加物、薬を含む化学物質などの影響で私たちの体は残念ながら汚れてきています。これらの数々の弊害に対して、自然の力を生かすハーブを再び見直すべきと思っています。聞くところによると、フランスでは日本でいう薬局でハーブを処方してもらえるそうです。ところが、日本の医学の分野ではハーブは認めないという話も聞きました。


それでは、最初の話に戻りましょう。

人は身体の中に100人の名医を持っている。その100人の名医とは自然治癒力

という言葉でした。この体内にすでに用意されている自然治癒力を引き出してくれるのが、実は、ファースティングなのです。

自然治癒力を働かせるこの原理のことを、ホメオスタシスと言います。ホメオスタシスとは、生体恒常性維持機能のことです。生体が生まれながらに持っている、正常な状態に戻ろうとする働きのことを言います。

暑いときは汗を流して、水分の気化熱で身体を冷まし、寒い時は、体が震えて、血行を促進して体温をあげようとします。これらの汗や、体の震えは、意識しないで起こります。これはほんの一例ですが、これらのことが、ホメオスタシスの働きなのです。生命には自分で、正しい状態に戻らせる意識が働いているのです。この働きが自然治癒力であり、その力を大きく引き出すのが、ファースティングなのです。

ところが、このことを医者は教わらないようです。善意ある医者はよく知っているのですが、そうすると仕事がなくなってしまうからなのでしょうか?

こんな逸話があります。

あるとき、アメリカのメンデルソン医師のところに、友人の医者が相談にきたそうです。そして、「私は、医者として、なんとか人類に尽くしたいがどうしたら良いだろうか?」と話したのです。そうしたらメンデルソン医師は、すぐに「医者をやめることだね・・・・」と答えたそうです。

医者は、「病気を直すのは、薬であり、医術であると徹底して教わります。」確かに薬に頼る必要があることもあるとは思います。でも、できるだけ自然治癒力の力を使った方が、体への負担も少ないし良いのです。

薬は毒だと思った方が良いと私は思っています。私は20年くらい、一切、薬は飲んでいません。薬は、あくまで病気の原因を直すのでなく、病気の症状を消すのです。例えば、熱が出た時に、解熱剤を飲みます。このように、風邪の時の、発熱、せき、鼻水、下痢、などの症状が出ると、よく薬を飲んでいました。でも健康の知識が豊富になって自然治癒力のことがわかってくると、薬を飲まないで自然に任せて寝てしまうのが良いとわかっているので、そのようにします。つまり何もしないで放っておきます。そうするとすぐに治ります。以前だったら薬を飲んでいたでしょう。それで、かえって長引いた経験もしました。さらに薬には多くの副作用があります。

では初めの言葉をもう一度、心に刻みましょう。

『人は身体の中に100人の名医を持っている。その100人の名医とは自然治癒力』








この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?