目を健康に保つにはーその3
最近、身近に目のトラブルを抱えている方が多いのに気付きました。目が乾燥していて涙が出ない、眩しい、目が充血している、花粉症で目がかゆい、目が痛い。。。などから白内障、緑内障まで。 緑内障に至っては失明の危険性が高いのです。
私も、かつて学校評価資料の作成でパソコンとにらめっこしてアンケート結果を集計しグラフにしたり、数日間、パソコンと毎日向き合っていて、目が痛くなり、もうこんな仕事は嫌だと思ったことがありました。
何れにしても、現代人は、仕事でパソコンとにらめっこせざるを得ない環境にいる方、携帯、スマホとゲームに明け暮れている方、スマホを2時間以上使っているなど目にとってあまり良くない環境にいます。さらに中学生や高校生など若い世代も、学校の往復や授業以外の休み時間になると携帯でゲームを始める、LINEで友達と話す、Youtubeを見るなどが多いようです。夜は携帯を使って、ついつい夜更かししてしまうなどと目を酷使している状況の中で育っている方が多いのが現状でしょう。
i-Phoneを開発したジョブズは長時間スマホを使うことはよくないと知っていたのでしょうか、自分の息子には携帯を使わせなかったとは有名な話です。便利になった反面、その使い方を誤ると、とんでもないつけが回ってくるのではないかと思っております。
そこで調べてみたら、大変なことがわかってきました。
以前は、緑内障、白内障、網膜剥離などの目の病気は、70歳以上の高齢者の病気だったのですが、現代は、40代を中心に20代でも急増しているそうです。緑内障に至っては、人生の中途で失明してしまう危険要因の1位になってしまったようです。人生半ばで、これからというときに、目が見えなくなるとは、まことに残念なことです。目の健康を注意していれば、そんなことにならなかったのにと思っても後のまつりになってしまいそうです。
これらの目のトラブルに巻き込まれる方々に共通するのは、強度の近視であるのにも、スマホ、パソコン、携帯の使用だそうです。
これらの方の目の毛細血管は、血流障害を起こしているのです。近視が進行し合併症を発症すると目が見えなくなる危険があるのです。さらに老眼が進むと目の状態が悪くなり、脳の働きまで鈍ってくるのです。
ものは目で見ていると思うでしょうが、実は、ものは目と脳の両方を使って見ているのです。目の検査で、丸いもののどこが欠けているかを検査する時に、『どこかな? 見えにくにな??』と思っても、見ようとすると見えることがあります。これは多分、脳で映像処理をする過程で判断して、欠けている箇所を判断するからでしょう。
また疲れている時に、探し物をしていて目の前にあるのに見つからないという経験をした方はいませんか? 目が捉えた映像を、脳が映像処理して初めて、ものが見えるのです。脳の映像処理がうまく働かないと見えないわけです。
このように目と脳はお互い協力してものを見ているのです。脳の働きが鈍ってくると視力が低下し、目が悪くなると脳の働きも悪くなってしまうのです。
では、どうしたら良いの? という声が聞こえてきますが、まずは、簡単にできる心がけをいくつかあげてみます。
(1)目を時々休めることでしょう。そして遠くの緑を眺めるのも良いことだと教わってきました。この通りでしょう。
(2)ブルーライトに気をつける:パソコンやコピー機、LEDからは人工の光が発生しています。これらの光を直接見てしまうと目に多くの負担をかけてしまいます。ブルーライトカットメガネを使うか、直接見ないようにすることです。
(3)携帯電話の電磁波は、高周波のマイクロ波です。マイクロ波はその熱作用が人体に影響します。体内が発熱して損傷します。特に脂肪組織と骨に浸透するのです。携帯電話を頭の近くで使用するとじわじわと組織を破壊していきます。特に頭の部分にあるツボは、熱吸収率が高く目はその標的になります。特に気をつけなければいけないのは乳幼児、子供です。小さい子はマイクロ波に無防備ですので大人は気をつけて守らなければならないでしょう。
(4)携帯に限らず、電子レンジ、テレビなど電磁波を発生するものからなるべく距離を置く。携帯を枕元に置いたまま寝るのは特に避けたいものです。
(5)体を温める:冷たいものや暖かいところで撮れるマンゴー、パパイアなどの体を冷やす食べ物はできるだけ控える。風呂に入って体を温めてから熟睡するのは手っ取り早く体を温める方法です。
(6)ストレスを貯めない工夫をする:嫌々やる仕事、介護、経営者などはストレスを貯めやすいですので、工夫をしてストレスを溜めないようにする
(7)活性酸素を取り除く:活性酸素は体をサビつかせて老化を早めます。あまり言われていないものには、食品添加物、残留農薬、強い紫外線、放射線、魚の油や植物油の不飽和脂肪酸が酸化したものなどがあり、多くの細胞を破壊していきます。
これらのことに気をつけるだけでもかなり目のためには良いでしょう。
もし、何かピンときた方は、早速、目のトラブルにかからないように、気をつけましょう。
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