見出し画像

【書き殴り注意】コロナ罹患。


コロナに罹患し、実家に避難している。
これにより、身重の妻と物理的に切り離され、実家では完全隔離の上、三食をお世話になっている状況だ。
本来であれば、育児グッズを買い揃え、月末の出産に備えて2人でゆっくりする、としていたのだが、それらは全て来週にリスケジュールとなった。

2人で過ごす最後の三連休がだめになった
というとすごくメンタルに来るので、それの切り替えとして、2人ともが1人になれる時間として、捉えようと2人で話して、実家に戻った次第。

実際、少しの息のしづらさがあるだけで、症状は落ち着いたので、あとは抗原検査で陰性がでるまで待つのみといったところ。

思い返せば、今週は眠れない日が連続していたし、仕事も質的なプレッシャーが強く、心身ともにヘタっていた。

「もう無理です」と上司に伝えて早めに育休を前倒しさせてくれと伝えたところだが、業務調整の上、育休中の担当に仕事を前倒しで担当させるという所で落ち着いた。

まあ、キャパオーバーに対する処置としては適切だし、実際、積み重なる調整事項をだいぶ引き取ってもらえたという事実はありがたいところ。

だが、あくまでも上司は仕事のマネイジメントをしているだけで、私の体調までは預かりしらないし、それを期待するのは流石に甘えというところだ。
それを少し期待していた。
「もう休んでいいよ。」と上司から言われることを。

その上司から「これはここまでやっておいて、これの期限はどうか?」とおそらく、育休中担当への引き継ぎを兼ねた連絡が来たところ、嗚咽や動悸といった身体症状が出始めた。
通常の業務連絡でもプレッシャーに感じるとは、いよいよ、限界、勇気を絞り出すタイミングかと思った矢先に、発熱し、身体的にダウンした。

仕事としては1日程度休んだだけだが、妻との隔離はもうすぐ2日になる。

自分のアパートを出る際、妻は泣いていた。

このnoteを始めたころか。
メンタル不調を認めて、治療を始めようとした時だったか、
私がメンタルボロボロになって、動けない状態で出産したらどうする?
という最悪の想定を妻とした。


妻は自分の実家に帰るし、私は治療のため私の実家に帰る
という結論に至ったと記憶している。

今、半分だけその状況になっている。 
その想定をした際には、妻はあっけらかんとした態度で、いちばん合理的な選択でしょ?というような印象を受けた。
なので、勝手に安心していた。
私に何かあっても妻は強いから大丈夫だ、と。

なんと自分勝手
なんと甘えた考え
こればっかりは、自己嫌悪した。
いま、文字に起こしてそう思う。

不安な妻だけを残して、自分はプライドか臆病か何かしらんが、守ることをせずボロボロになっちゃってドロンか。

仕事を完璧にしてスムーズな引き継ぎの上、育休に入るのが100点だろう。そりゃな。
だけど、事実として、自分を追い込みすぎて、メンタル不調となっている自分がいて、出産はあと、半月後となっている。
いよいよ嗚咽や動悸といった症状も出始め、不眠、あげくのはてのコロナだ。

妻のあの涙はなんだ、
さみしいからだろう、心細いからだろう。
数日間だけ離れるだけで、泣かせることになるんだ。

それだけ、妻にとって、自分という存在は大きいものなんだ。
惚気かもしれないけど、すごく嬉しく、そして色々と視野が狭く自分の方向しか目を向けていない現状に気づいた。

ようやく熱も下がり、頭が回るようになってきて、気づいたことを書き殴った。

ここまで、今日(8/10)のお昼間に下書きしており、今、同日の夜。

症状は治まりつつあり、暇な状態。
現在の部署にに来る前のような穏やかな気持ちとなっている。
久々だ、この静けさは。

思うに、自分と妻の住むアパートが、徐々に育児グッズが増える部屋の中が、少しずつ変わっていくことにも、知らずストレスを覚えていたのだろう。
父親という役割にも必要以上に構えていたし、きっと職場で抱えたストレスを家で吐き出すことが出来ず、ずっとずっと風船が膨らんだ状態だったのだろうなあと、実家2日目にして思う。

こんなんで大丈夫なのかと思う気持ちもあるが、
コロナ罹患含めて、必要な時間だったのだと割り切れる自分がいる。

実家で過ごしているのがリフレッシュできるのなら、自分は妻と結婚すべきでなかったと
極端な白黒思考に陥りそうになっている自分もメタ認知できた。
今のメンタル不調もこの思考の癖が元になっている気がする。

結果、このタイミングで実家に帰って良かった、
そう思えるように。
まずは、体の健康を万全としよう。

妻よ、このズル休みを許してくれ。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?