見出し画像

ガレージパンクとしてのグループサウンズ

すっかりガレージパンクにハマった若き日の私。給料が入ったら西新宿へ行きCDやらレコードを買い込んで、次の給料日まで聴き込んで給料が入ったらまた西新宿へ…という時期がありました。今はもう無くなっちゃったんだけど、西新宿のヴィニールというレコード屋さんがお気に入りでしてね。特にそこの「エグい!」コーナーがお気に入りでして、今思うとどういう分け方だよって話なんですけど。随分と強烈なコンピ(音的にもジャケ的にも)なんかがひしめいてたんですよね。そんな中で見つけたのがコレ↓
なんでiTunesストアにあるんだ…?

出会って4秒でジャケ買い。内容もろくに確認しないで買って家に帰って、聴いてから日本のバンドのコンピか!っとなった訳です。

それまでグループサウンズって歌謡曲的なイメージしか持ってなかったんだけど(テレビでちょっと見た事ある程度だったしね)、そりゃビートルズとかストーンズから影響受けてるんだからガレージパンク的側面があってもおかしくないわな、と。グループサウンズだったらその辺のCD屋に行ってもなんかしら置いてあるだろうと、そんな経緯で手を出した訳です。

正直歌謡曲的側面についてはどうでもいいんだけど、ガレージパンクとして普通にカッコイイのですよ。モップスとゴールデンカップスは特に良かった。スパイダースはインストの曲が良かったな。↓これとかゆらゆら帝国みたいだよね。

オールディーズじゃなくて、現在進行形とまでは言わないけど風化しないリアルシング的な魅力はあると思うんですよね。あと、鈴木ヒロミツの声がマジで良い。

ここからは完全に余談ですが、グループサウンズに手を出してからこの人ってバンド出身の人だったんだ!って気付く事が多かったですね。鈴木ヒロミツとか岸部一徳とかマチャアキとか井上順とか、俳優とかタレントとかそういうイメージだけでバンドのイメージ全く持ってなかったし。小っちゃい頃からテレビで見てた人達でも知らない事っていっぱいあるもんですよ。灯台下暗し。

それではまた。


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?