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中国版Amazonの呼び声高いアリババの現在地

Hello!【今朝の3本+1】忙しい朝に読んでおきたい厳選ニュース。
昨日PC充電器を会社に忘れ、連続投稿31日目で遂に朝に投稿できないというやらかし。。気を取り直して、アリババの現在地に注目していきます!

昨日の市場動向

日経平均:27,551.15 +333.30(1.22%)
TOPIX:1,929.56 +14.41(0.75%)
NYダウ:35,160.79 +249.59(0.71%)
S&P500:4,459.45 -2.76(-0.06%)
NASDAQ:13,453.065 -166.592(-1.22%)
ビットコイン:¥5,335,311 (0.72%)

1.中国版Amazonの呼び声高いアリババの現在地

【概要】
・中国版のAmazonとの呼び声が非常に高いアリババでしたが、中国政府の規制強化によって競争力が損なわれている
・2020年には時価総額は8500億ドル(約108兆円)超にまで急伸
・しかし、規制により金融部門は収益性が特に高い一部事業からの撤退を余儀なくされた。更には今後、中核事業となりうるクラウド部門アリクラウドにも待ったがかかっている状況

【要因】
・中国共産党は近年、データの利用と安全性の問題に一段と注力しており、データは生産の重要な要素だとして、その保護を政府の優先課題とした
・このため、企業と政府機関は国家安全保障上の問題としてデータ保全を義務付けられる形となり、アリババとしては待ったがかかった状況

【今後】
・AmazonはAWS事業によりCFが潤沢になっており、EC事業への補助や新規事業への投資が可能になっている。実際、同社の昨年10-12月(第4四半期)決算でAWSを除いた営業利益はマイナスだった。
・中国のクラウド市場は2025年までに「1兆元(約20兆円)規模」になるだろうとの推定がありHUAWEIやチャイナ・テレコムとの競争に注目が集まりますね

2.住友化学、原油高で一息つけた

【概要】
・住友化学が資本参加するサウジアラビアの石油化学プラント「ペトロ・ラービグ」。約2兆円の総事業費を投じながらも、石化製品需要の低迷などで業績が悪化し、減資と増資を組み合わせた財務リストラを予定するほどにまで累積損失が膨らんでいた。しかし、原油高につながった外部環境の変化を受けて、息を吹き返しつつある。

【要因】
近年も、新型コロナウイルス禍や原油価格の下落などで石油化学製品市況が悪化。定期修理で設備の稼働を止めた影響も相まって、ラービグは20年度最終損益が約1270億円の赤字と過去最悪の業績を計上した。

【今後】
・定期修理を終え石化製品需要の回復などもあって業績は徐々に改善してきたものの、21年9月末でも累積損失は約400億円に上っていた。減資と増資はこの累損解消と財務体質の強化を図る目的で、21年12月に打ち出されていた。ラービグの自立的な経営を促し、住友化学が安定的に配当を得られるようにする狙いもある。

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3.中国:GDP成長率を3.9%に引き下げ

【概要】
・中国の2022年GDP成長率見通しが、4.3%→3.9%に下方修正

【要因】
・新型コロナウイルス感染を徹底的に抑え込むゼロコロナ政策に伴う影響と経済の先行き悪化によるもの

【今後】
・直近4-6月の成長率予想も3.4%→1.8%に下方修正されており、中国政府がゼロコロナ政策から近く脱却する公算が小さいことを示す兆候
・4月分の高頻度データの急速な悪化や全面的あるいは部分的なロックダウン(都市封鎖)下にある都市の増加、物流への深刻な影響が響いている

今日のおやつ

第4次産業革命:IoTやビッグデータ、人工知能などの技術革新によるインパクトを指します。経営戦略を描ける人材やデータサイエンティストにキャリアの方向性を絞るのは妙手ですね

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https://www.meti.go.jp/shingikai/sankoshin/2050_keizai/pdf/001_04_00.pdf

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