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音読は英語習得への近道

「超英語法」という野口さんの古い本があります

野口悠紀雄著「超英語法」

ここに書かれている内容を一つに絞ると

「英語習得の一番の方法は、
  ある程度意味のわかる英文をひたすら音読するだけ」

というものです

ほぼ100%賛成です

でも、注意点があります

この場合の音読は

「スピーキングに近いレベル」までやらないと効果が薄いです

リーディングとは文字を音声化しながら意味を解釈すること
(黙読であっても脳内音読しています)

スピーキングレベルとは、意味内容を把握した英文を

文字をヒントに自分の言葉で話すこと

音読って「」っていう文字が入っているので

文字を読むものだと思われがちですが

本当はスピーキングレベルに達するまでやるべきです

20回くらい声に出して読むと

自然にスピーキングレベルに進化することも多いです

スピーキングレベルに達するとこんなことが起きます
1,ほぼ暗唱しているので、文字はヒント程度にチラ見しているだけ
2,単語単位ではなく、複数の単語のまとまり(チャンク)で読めている
3,音読している場所よりも先の英文を目が追っている
4,原稿(テキスト)の上に鉛筆を3本置いて隠してもスラスラ読める
5,読んでいるというよりは自分の言葉で話している感覚がある
6,モデルリーディングの音声よりも速く読める

ラジ英の大西先生は

「100回読めば何とかなる」

というコラムをテキストに書いてます

ほらね

100回ねえー

先日、「10回読んでも覚えられませーん」

という生徒さんがいたので

「何回読んだら覚えられるかなあ?」

と尋ねたら

「100回くらいじゃないですか?」

というので、100回音読の宿題を出そうとしたら。。。

「毎日10回でも週に100回いかないので100回は無理です」

と、拒否されました。。。

なのでこれを宿題にしました

鉛筆5本でスラスラ読み

テキストのページの上に鉛筆5本置いても
英文がスラスラ読めるように練習すること

さあ、皆さんも

スピーキングレベルの「音読」

やってみませんか?


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