Henryのお客様:医療DXの先駆者たち
みなさんこんにちは、ヘンリーの林と申します。
この記事は株式会社ヘンリーAdvent Calendar 2024の12/12の記事です。
今回この記事では、Henryを導入いただいた病院様がいかに素敵な病院様が多いか書いていきたいと思います。
株式会社ヘンリーの電子カルテシステム「Henry」を導入いただいている病院様は、単なる顧客以上の存在です。彼らは医療DXの最前線に立つ先駆者であり、私たちと同じ目標を共有する「同志」と言えます。
独自のDX推進
多くのHenry導入病院様は、システム導入以前から独自に院内のDXを推進していました。例えば、
正幸会病院の東先生のように、現行の医療システムに課題を感じ、積極的に改善を図る姿勢を持つ病院様
Googleのクラウドサービスを活用し、業務で発生する紙を10分の1に削減した病院様
これらの病院様は、単にシステムを導入するだけでなく、「あるべき医療システムの姿」を自ら体現しています。
Henry導入病院様との関係は、単なる「売り手」と「買い手」の関係を超えています。私たちは:
「医療システムを作る会社」として
「それを活用して医療DXを体現する病院」と共に
同じ目標に向かうパートナーとして歩んでいます。
お客様から学ぶイノベーション
今年は、導入病院様から多くのことを学ぶ機会に恵まれました。
特筆すべき事例として、ある医療機関様は従来紙で運用されていた入院時の各種計画書をデジタル化し、Henry内で運用を開始しました。
具体的には:
褥瘡対策に関する診療計画書
褥瘡に関する危険因子の評価表
栄養管理計画書
FIM(機能的自立度評価表)
これらをHenry内の記録機能で運用し、紙の使用を廃止しました。
この事例は、私たちに「ルールに従う」だけでなく、「ルールの範囲内でより効率的な方法を模索する」という柔軟な思考の重要性を再認識させてくれました。
2025年の展望:「同志」のネットワーク拡大
来年は、この「同志」感をさらに強化し、拡大していく予定です:
業務改善事例の共有:Henry導入病院様の成功事例を他の病院様にも展開し、業務改善を促進します。
病院間のつながり強化:「ヘンリーと導入病院様」だけでなく、「導入病院様同士」のつながりも強化します。
地域ごとのネットワーク構築:日本各地のHenry導入病院様が地域ごとに成功事例を作れるよう、地域単位でのつながりに注力します。
ヘンリー支部会の開催:地域医療の活性化を目指し、積極的に支部会を開催していきます。
これらの取り組みを通じて、Henry導入病院様が互いに刺激し合い、成長していける環境を整えていきます。私たちは、医療DXの実現に向けて、お客様と共に歩み続けます。