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六年半で再飲酒

こうやってNOTOで振り返るのも治療になると思っています。
再飲酒のきっかけはほんの些細な事
もう飲んでもいいだろう
六年もやめたのだからと思ってしまったこと
またあのほろ酔い加減になりたい
飲んで人の目も気にせず楽に暮らしたい

一般生活をしていると再飲酒する機会はどこにでもある
コンビニ、ドラッグストア、自動販売機など

断酒してからは飲んでいた時間をどう過ごすかが一番大変
退院前はいろいろやることを考えるが退院して自由になるとなかなかしないものである
入院中は守られているし特に自分から頑張らなくてもある程度楽に過ごせるのかもしれない(制約は厳しいが)
入院中、毎朝詰所の中で看護師付き添いの元
断酒三原則を唱和する、そして抗酒剤を服用する
1、抗酒剤を服用する
2、定期通院する
3、断酒会に参加する
入院中は作業療法以外何もやることがない
寝てばっかりも居られない
退院してやりいたことや食べたいもの行きたいとこなどノートにびっしり書く

退院後は作業所は週三日からそれも半日から始めた
通院は二週間に一度、病院の断酒会は月二回ありそれに合わせてある
コロナ渦でも外来患者のみは開催されていいた
断酒会だけは止めるなというのが病院の方針だったみたいだ
断酒会は強制ではなく自分の意志でみんな参加している
参加している人は断酒できているし、飲酒している人は先生たちや看護師さんはちゃんと気づいている
こちらがごまかそうとしても無駄な抵抗である
向こうはプロだ

断酒会では体験談を話すし参考資料を読まれるのを聞く
そして自分も二週間どのように過ごしたか話す
これも何もありませんでした、でもOK
言いっぱなし、聞きっぱなしが断酒会だ
人の話にとやかく言わないことが決まりだ
人の酒害体験を聞き自分と照らし合わせて記憶をたどる作業
記憶にある部分と記憶にない部分があるので
出来るだけ掘り下げて記憶を取り戻していく
断酒カレンダーに
被害者
意識を捨てて
社会に対する加害者であったことを認めよう

とあります
確かに沢山の人に迷惑を掛けてきている
自分だけ、今を幸せに過ごしていいのか
迷惑を掛けたひとへの償いを忘れてはいないのか

もう迷惑をかけないこと、連絡しないこと、断酒すること、これがせめてもの償い
今はこれしかできない

病院の断酒会のほかにも地域の断酒会があり、後者のほうが理想なのかもしれない
自分たちで何もかもやり会場予約、テーマを準備して自主的に行うこと
これが理想的
一度参加したことがあるが断酒歴20年以上のベテランといっていいのか方たちだった
しかし、13年断酒していてノンアルコールビール一杯で元に元に戻ったという話もある

また、思い出したこと勉強したことを書いていきたいと思います



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