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不調の周辺 2022年11月20日週次投稿

何はなくともの週次投稿です。
今回は数日前の日記です。



夕食を食べ終わってから、食器を洗って、キッチンの汚れを拭き掃除して、流しをスポンジで掃除してとカラダを動かしているうちに、目に入るものが次々と行為を要求するようなイメージをもって順番づけを要求してくる。次はテーブルを拭いて、取り込んだ洗濯物をたたんで、トイレットペーパーをストックに収納して。

ひと息ついてからやればいいとわかっているのに僅かな隙間もそこに認めることができない。これは多分疲れているんだろうな、という意識があるものの、それが行為に反映されるより速く身の回りのものが自分のカラダを動かすイメージを伴って迫ってくる。

家族の目にはそんな自分がどううつっていただろうか。返事は意識的に感じよく、はっきりとしていたつもりだったが調子外れな通る声がでていたかもしれない。眼の前を通り過ぎてどこに届かせる気なのかと訝しむような声が。何も感じるところがないといった顔ほど母の表情で怖かったものはなかった。その表情だけは夢で見たものかどうか判別がつかないままたまに思い出すことがある。
案の定眠る前には喉に鼻から痰がおりてくるような感触がでてきて、まあそうだろう、とまた眠る前の手順の方に頭が動き始めた。

仕事の最中にかかってきたのを作業にかまけてかけ直しそびれた電話が時間をあけてまた夜にかかってきた。日をあらためずにかかってくる電話を報せるiPhoneの画面ほど不安なものもそうないんじゃないかと思いながらしぶしぶ通話の緑をタッチした。

少しずつでも自分なりに考えをすすめて行きたいと思っています。 サポートしていただいたら他の方をサポートすると思います。