40歳にして"仕事とは何か"に彷徨っているけど、それもまた楽しい【私の仕事】
「仕事ってな~に?」
子供たちから聞かれたら何て答えようか……
「ご飯を食べるために働くことだよ」
「お金を稼ぐためにすることだよ」
とりあえず、このふたつは僕のなかで却下。
僕らの世代ではきっと、70代でも働いていると思うんですよね。
そうなった時に、このふたつの考え方で仕事をしてるだなんて嫌でしょうがないんですよ。
なので、今だからこそ仕事ってなんだろうって考え直してます。
1 何かを作り出す、または、成し遂げるための行動。
「やりかけの仕事」「仕事が手につかない」
2 生計を立てる手段として従事する事柄。職業。
「将来性のある仕事を探す」「金融関係の仕事に就く」「週の半分は自宅で仕事する」
3 したこと。行動の結果。業績。
「いい仕事を残す」
4 悪事をしたり、たくらんだりすること。しわざ。所業。「掏摸 (すり) が集団で仕事をする」
5 《「針仕事」の略》縫い物。裁縫。
「お前急に一つ―をしてくれんか」〈紅葉・多情多恨〉
6 力学で、物体が外力の作用で移動したときの、移動方向への力の成分と移動距離との積。単位はエネルギーの単位ジュール、その他ワット秒・ワット時など。
【goo国語辞典より】
1「おじさんやみんなのパパママは、みんなが元気に大きくなるために仕事をしてるんだよ」
この概念でいくと、シュフって立派な仕事ですね❗
しかも、稼いでくるという間接的なことじゃなくて直接関わっての仕事をしてます。
子供が独り立ちするのを成し遂げるため、日々奮闘。
この解釈、いいなぁ。
2「おじさんは空調の入れ換え提案やメンテナンスをしてるんだよ」
リアルなお仕事です。
ただ、僕自身がワクワクしないんですよね。
ライスワークですから。
70代でこれをしていたいだなんて思えません。
3「おじさんはみんなを笑顔にする仕事をしてきたんだよ」
いや、マジでこう言ってみたいもんです。
業績:子供の笑顔をたくさん生み出した
採用はされないでしょうが、履歴書に自信満々で書いてみたい(笑)
4「おじさんはね、昔駄菓子屋さんで仕事を……」
いや、やってませんからね(笑)
スリ、ダメ、ゼッタイ!!!
5「おじさん、ボタン取れたから仕事せんといかんのよ」
一応、ボタンつけることくらいはできます。
実は子供が生まれた直後、ミシンがすごく欲しくなった時期があるんですよね。
ちょっとした子供の小物作るために今も欲しいっちゃあ欲しいんですけど、限られた時間の中でそこに時間を割けそうにはないのでこれは諦めてます。
6「おじさん、化学が好きで物理はちょっと苦手なんだけど仕事について教えてあげよう。 熱量はジュールで......」
あ、ここはまだ子供に教えてあげるには難しすぎるかな。
とはいえ科学分野は好奇心を生み出す力をすごく持ってると思うので、興味がありそうであれば子供にもわかる内容で説明してあげるのも大切な仕事かな。
とまぁ、“仕事“の言葉の意味から少し振り返ってみました。
自分のこれまでの仕事はほんと、
2 生計を立てる手段として従事する事柄。職業。
これだったなと。
これの感覚が大きく支配しすぎていてほんと面白くなかった。
でもって、常にモヤモヤがつきまとっていたんですよね。
そこで子供が生まれて感じたこと。
1 何かを作り出す、または、成し遂げるための行動。
3 したこと。行動の結果。業績。
子育てって、この部分での充実感がすごいんですよ。
そして、何よりも僕自身に向いていて。
しんどいことや大変なこともものすごくたくさんありましたけど、それを上回る楽しさがありや充実した気持ちになれる。
これだけのやりがいをこれまでの仕事では感じたことはありません。
我が子はいずれ大きくなって独り立ちしていきます。
自分が70歳になった時には上の子のゆうじは34歳。
孫育てのターンに入っているのかも知れません。
そうでなかったとしても、新たに生まれてくるたくさんの子供たちの何らかの役にたちたい。
形はどうあれ、子育てというこれ以上ない充実感を味わえる“仕事”であれば、70歳であっても80歳であっても、仕事してたくないって気持ちには僕はならなくて済みそう。
というよりも、この考えであれば死ぬまで仕事をしてたいって思えます。
そんなことを考えていると、40歳になっても仕事って何だろうと彷徨うのも悪くないな、と思えるんですよね。
ということで僕は今、これからの自分の“仕事“について大きく方向転換しようともがいております(笑)
(僕が書いているおじさんの小部屋マガジンは、そんなもがきの日々の記録です)
最後に。
皆さんは今している仕事、楽しいですか?
それでは、来週こそは火曜日の書くンジャーズでお会いしましょう!
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