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世界の料理をお店で食べる 2皿目

「世界の料理を自宅で再現」からのスピンアウト(?)「世界の料理をお店で食べる」です。
自宅で再現しにくいメニューなど、お店で食べて美味しかったメニューなどを書いて行こうと思います。

2皿目、ジョージアのお菓子チュルチヘラ

今回はお店で食べた物ではなく、貰い物です。
ジョージアに移住する友人からもらいました。

日本では見ない形状

チュルチヘラとはブドウの果汁+ナッツで作られるジョージアのお菓子で、街中のあちこちで売られているとても一般的な物だそうです。

主な材料は、ブドウ果汁(または別の果物の果汁)、小麦粉、ナッツ類(アーモンド、クルミ、ヘーゼルナッツ、レーズン)である。糸で一列につないだナッツ類を小麦粉を入れて煮た果汁に浸し、天日で乾燥させて作られる。[1][5][6][7]

ジョージアワインで有名なイメレティ州、カヘティ州等のチュルチヘラが最高とされ、ブドウが収穫される秋に家庭や葡萄園で作られる。

Wikipedia

ジョージアはワインの名産地なので、ブドウを使ったお菓子というのは納得。ただ見た目からはそうは思いない風貌。

開封!

ストゥのような…

えー、なにこの形…ボコボコしてる…
色々な国で色々な物を食べた私もこの見た目は初。お菓子…お菓子なのよね?と自分に言い聞かせてます。

触ると硬いグミっぽい。そして、硬いグミの中に更に硬い塊がある感じ。

どうやって食べるの?

親指の先くらいの丸い玉が紐で繋がっています。これを1粒づつちぎって食べるようです。
でも、これがなかなかちぎれないので、歯で噛み切る人もいるとか。

何回もネジってやっと…
1粒はこんな感じ。

いざ実食!

外は冷えたところに保管していたハイチュウのような感じで中はカリッと、味はナッツのかなーり後ろ、遠くにブドウジュースの味がします。
正直に美味しいかと聞かれたら、数秒沈黙のあと、「ま、まあ食べられなくはない…かな?」と答えてしまいそうな味です。

断面

ただ、遠くにかすむブドウジュースの味を確かめたくて数粒食べ進めると、なんだか楽しくなってきました。
お菓子の中に糸が通っている、それをちぎって食べるのという行為が新鮮で、また食べ続けるとブドウジュースの味が少しずつ、だけど確かにこちらに近づいてきます。

デンタルフロスのような

ちなみにGoogle翻訳にかけてみたけど、大した情報が得られない…

たぶん翻訳する場所が良くない

もういっちょ調べてみる

耳汁…

うーん、困惑しかない😅
ただ、キッチンに置いてあるので、そこに行くたびに1粒、また1粒…とつまみ食いしていたら2日ほどで無くなってしまいました。

無くなるとまた食べたくなる、不思議なジョージアのお菓子でした!

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