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世界の料理を自宅で再現3皿目

世界の料理を自宅で再現3皿目です。
今回は、ドイツパンです。
と言っても、パンを作るのではなく買ってきました。

ドイツパンに挑戦する理由

続く在宅勤務で、私も例にもれず健康への意識が高くなりウォーキングを始めたり、食生活にも気を使うようになりました。
ただ、食生活は今やっていることが正しいのかどうかわからないため、自治体のサービス「食事診断」で自分の食事を判断してもらいました。

診断してもらった食事と結果はこちら。
1日の食事を写真で送ると、栄養士さんがいろいろ教えてくれます。

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・食塩と脂質過多
・鉄分とカルシウム不足

でした。ほかに、炭水化物を減らしたいので少量でも腹持ちする炭水化物を教えて欲しいとも伝えていたところ、その答えは・・・

主食も適量ですし、食事からの炭水化物量を減らすと栄養バランスへの影響が心配されます。そこで、主食は今の量で腹持ちのよい内容にし、嗜好品を減らすのが一案です。炭水化物の理想的なとり方でもあります。腹持ちがよいのは、食物繊維量や噛む回数がより多くなるもので、白米、パン、パスタのどれかより、白米より玄米や雑穀米、パンは全粒粉やライ麦のパン、パスタは全粒粉のパスタで腹持ちが期待できます。

と言うお答えをいただきました。
米なら白米より玄米や雑穀米。パンなら全粒粉やライ麦パンか!
それなら、以前から食べてみたかったドイツの黒っぽい酸っぱい硬いパン!たしかライ麦パンだったはず。と言うことで、ドイツパンに挑戦開始。

ドイツパン1種目

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ロッゲンブロート(Roggenbrot)ライ麦:82%
ロッゲン(ライ麦)ブロート(パン)の意味からわかるように、ライ麦配合率が高いパンです。酸味が強く食べ応えのあるパン。

いきなりライ麦配合率82%と大冒険。
本当は初めてはライ麦50%以下のものから試そうとしていたのですが、お店で狙っていたものが売り切れでした。
でも、ライ麦パンモードになっていたため、売っていたものの中からチョイスしたのがこれ。
ライ麦率の高いパンは、薄めに切ることをお勧めされたので、お店でスライスしてもらいました。その厚さ1cm程度。
日本のパンで、こんなに薄くスライスすることないよね。

ロッゲンブロート実食。

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先日作った「帰れ、鶏肉へ!」の残りに豆苗を合わせて、パンに乗せて食べました。
普段食べているパンより酸味が強いけど、これはこれで美味しい。
よくあるパンの「ふんわり感」はなく、しっかり詰まった「みっちり感」の方が強いので、無意識に噛む回数も増えます。噛むとパンの味が一層感じられます。いきなりライ麦82%と冒険したけど大丈夫。好きかも。

「帰れ、鶏肉へ!」とはなんぞや?という方はこちらをどうぞ。

ドイツパン2種目

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バウエルンブロート(Bauernbrot)ライ麦30%
バウエルン(農民)ブロート(パン)です。
ライ麦率はお店によって違うようで、こちらはライ麦率が低めで初心者でも食べやすいはず。最初にこっちを買う予定でした。
こちらも1cm程度にスライスしてもらいました。

バウエルンブロート実食

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かった!フチのところ硬い!!
なめてました。ライ麦率が低いので食べやすいかと思ってたら、酸っぱさは少なめながら、フチが硬い。フランスパンのように歯茎に刺さる硬さではなく、詰まっていて硬いので、噛むと「もぎゅ、もぎゅ」と言う擬音が当てはまる印象。
ロッゲンブロートよりしっかり噛みました。フチの方が噛めば噛むほど味が出てくる感じです。

両方とも普通の食パンと違って、噛めば噛むほどパンの味がするという点では一緒。あとは酸味の強さと硬さが違うかな。
ちなみに、弱火のグリルで3分ほど焼いたところ、全体的に硬さが増しました。(焼き方が悪い説)

他にもたくさんあるドイツパン。

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ナッツやドライフルーツ、スパイスや各種穀物が入ったさまざまなパンがドイツにはあるそうです。
日本で手に入る物はそこまで多くないかもしてませんが、まだ2種類しか食べてないので、これからもっといろいろためして腹持ちのよいパンをみつけたいと思います!

その他の世界飯シリーズはこちら。


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