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【集中力について】続き

そもそもなぜ時間が経つと集中力が切れてくるのでしょうか。


集中して作業をしていると、その集中力が途切れてくるように感じます。

集中したから脳が疲れているんだろうと思う人は多いのですが、実は脳には疲れという概念が無いそうです。

意識・無意識に関わらず、生きている限り活動し続けるのが脳の役割なので、実は脳が疲れていると感じるのは思い違いです。


では、なぜ時間を経るごとに集中力が切れてくるのだろうか。


これは諸説あるようですが、最も関わりが深いとされているのが「時間が経った」という事実です。

気づいたらもう3時間も経っていた事に気づいたとします。すると「3時間も集中していた」という事実が疲れを思い出させるのです。

人間は楽をしたい生き物なので、脳は疲れていなくても他の部分の疲れを感じたり時間が経過していることに気づくと、「疲れたからここまでにしよう」という思考になってしまいます。



では、実際集中するためにどんな方法があるのか、今すぐできるものを上げていきたいと思います。


1. α波を意図的に出す

α波とは脳がリラックスしているときや集中している時に出す脳波です。これを意図的に出せれば集中する方法として使えるのではということです。

リラックスするための手段として川のせせらぎや焚き火の音など自然の音を聴くのは有効です。

自然界には様々な音がありますが、その中でも一定のパターンが続く音のほうがα波が出やすいとされています。


2. 外部の情報を遮断する

α波によって集中する方法の補足として、イヤホンなどで外部の音を遮断するのも効果的です。

一定のパターンが続く音がα波を出しやすいということは、その一方で通知音や車のクラクションが耳に入るなど、不規則な音は集中力を削ぐだけでなく、α波を下げてしまいます。


3. やるべきことを声に出してみる

集中する方法としてよく紹介されている「声に出す」という方法は、頭の中を整理する効果があります。

頭の中に本題と関係ないことがあればあるほど集中しづらくなるので、それを統一するのに声を使うのが効果的です。


4. タスクを細分化する

やるべき作業が大きなものであるほど、その大きさにうんざりしてしまうことがあります。

全体量は同じであっても、1つのタスクを細かく分解してそれを1個ずつこなしていくようにすると、タスクを完了するごとに達成感が得られます。

この小さな達成の積み重ねが脳を高揚させ、ドーパミンなどの脳内物質による快感がモチベーションを高めてくれます。


5. フォーカス・リインベストメント

集中力が途切れてきたと感じた時に試す方法として「フォーカス・リインベストメント」というものがあります。

この「フォーカス・リインベストメント」は一度途切れた集中力を取り戻すための手法として知られ、以下の手順で行います。


・最初に、集中力が途切れていることを率直に認める。
・集中力を再び取り戻すことを声に出して宣言する。
・集中力が途切れるきっかけになるものをつぶしておく。電話、メール、空腹など。
・再開する作業が重要であるという意識を持ち、小さな作業から再開する。
・集中力が途切れる前とは違う視点が見えてきたり、他の視点を模索するような気分になったら集中力が取り戻せている証拠なので、自分を褒めつつ没頭する。


一度は集中していたことを脳が覚えているというのが「フォーカス・リインベストメント」のミソなので、手順通りにやれば比較的早く集中力を取り戻せるでしょう。


【調べてみて】

まず最初に僕も、「集中したから脳が疲れてるな〜」って思っていたと勘違いしてました。

思い込みだったんですね。

それから、改善方法に関して2番目の生活音の遮断は、家だとイヤホンをせずクラクションや救急車のサイレンを聞いていたなと思いました。

本当に集中したいときはイヤホンを付けてやろうと思います。


5番目の「フォーカス・リインベストメント」というワードは初めて聞きました。

これが自然にできれば集中が切れても再度集中しまくれるので意識して身に付けていこうと思います!

また、調べたことを記事にしてアウトプットすることでより理解が深まるし、見返して言葉や伝え方を見直す勉強になるなとも感じました。

内容はまだまだですが、まずは毎日投稿を欠かさないことを目標に情報発信していきます!



参考にさせていただいたサイトを貼り付けておきます。今回紹介させていただいたのは一部なので興味のある方はぜひ見てみてください。

https://navi.dropbox.jp/how-to-concentrate

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