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おバカ映画も素晴らしい(『ハムナプトラ』シリーズとか『アンブレイカブル』とか)

 はじめましての人も、
 前から知ってる方も、
 ごきげんよう。

 偏光です。

 難しいこと何にも考えずに観られるって、
 最高じゃない。

(文字数:約1400文字)


 「おバカ映画」という銘打ち方は、
 いささか失礼かも分からないが、

 火薬ズドーン!!!
 破壊ドバーン!!!
 流血ザスーン!!!

 結局色んな伏線とか、
 何気に酷い敵方の犠牲とか、
 裏側に渦巻いていた人々の思いとか、
 何だったんだか良く分かんねぇけど、

 まぁいっかぁ!!!

 みたいな系統も、
 嫌いじゃない。
 決して嫌いじゃないんだ。

 『ハムナプトラ』シリーズとか、
 『96時間』シリーズとか、
 『リーグ・オブ・レジェンド』なんかwww
 やだ。タイトル書いただけで笑っちゃう。
 何やねんあれ。

 だがそこがいい!
 なぜなら私にはとても、
 思い付きもしなければ、
 現実に作品として作り込めないから!

 何じゃそりゃ、

 が結局のところ、
 苦笑混じりであっても最も心に刻み込まれるから!

 微妙な線引きを言うと、
 『ダイハード』シリーズは入るけど、
 『ランボー』シリーズは入らない。
 あれはリアルに痛いし、
 思いっ切り重苦しく考えさせられる。

 しかし『怒りのアフガン』以外は良い映画だ。
 耐えられる方であれば刮目せよ。
 耐えられない方は本当に無理するな!
 ガチでキツいから耐えられなくて当然だから!

 『怒りのアフガン』だけは弁護し切れない。
 「おバカ映画」に含めるのすら難がある。
 ただしシリーズ中の一作が失敗したからと言って、
 全てを否定する理由になどならない事は、
 存分に教えてくれる。

 あとクリーチャー系となると私は、
 『ジョーズ』や『ゴジラ』第一作の、
 現実に有り得そうなレベルまでしか興味が無い。
 「初めから倒される事に決まっている化け物」
 って存在がむしろ悲しくなる。

 脱線が過ぎた。
 「おバカ映画」に戻ろう。

 『マーヴェル』シリーズに至っては、
 何のかの言って侮れないからな。

 『シックス・センス』で賞賛されまくった、
 M・ナイト・シャマラン監督が、
 次に打ち出して大コケした事になっている、
 『アンブレイカブル』において、

 サミュエル・L・ジャクソン演じる、
 ミスター・グラスが力説していたように、

 アメコミは、アートなんだ。

 笑い事ではない。

 アメリカ合衆国においては、
 極めて短いとヨーロッパ各地から侮られてきた、
 移民たちの歴史の中で、
 ようやく掴み取り築き上げてきた、
 彼ら独自の文化なんだよ!

 「中身が無い」わけではない。
 既存社会が「中身」だと思ってきた要素で、
 初めから勝負などしていない。

 アメコミを笑う者は、
 日本アニメを笑われたとて、
 致し方ないと心得ておけ!

 ガンスミス文化を侮る者は、
 刀鍛冶文化を侮られたとて、
 致し方ないと心得ておくんだ!

 ブルースからジャズにロックの流れを軽んずる者は、
 演歌から歌謡曲にJ-Pop、果てはボカロの流れを、
 軽んじられたとて文句が言えなくなるからな!

 いみじくも自国文化に誇りを持つならば、
 他国文化も可能な限り有り難く享受せよ。

 もちろん、
 宗教的理由や、
 自前の価値観等により、
 如何にしても相容れない事態も、
 現実には起こり得る。

 その場合もなるべくなら、
 敬して遠ざかれ。
 その方が少なくとも、
 礼節には適っている。


以上です。
ここまでを読んで下さり有難うございます。

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