聖書読書記録(10週目70日間)

6月から読み始めて、
2ヶ月とちょっとで士師記まで行った。

何となく月齢も意識して、
6月中は新月・半月・満月のタイミングで書いてたけど、
8月になると2日ほどズレるんだな。

2022年8月3日~8月9日
  士師記13-1~21-25
  ルツ記
  サムエル記上1-1~14-52

  主な内容:
   士師記より
     ・サムソンとデリラ(対ペリシテ人)
     ・ダン族の移動
     ・ベニヤミン族の犯行と罰

   ルツ記より
     ・ナオミの嫁でダビデの曾祖母
     ・ボアズの感覚で読むと怖い

   サムエル記上より
     ・ハンナ、生まれた子を神に捧げて
      サムエル(その名は神)と名付ける
     ・祭司エリに預けたけど当時の祭司、
      エリはともかく息子達がポンコツで、
      主に全滅させられてサムエルだけ残る。
     ・サムエル指導者になる
        →「預言者」の始まり
     ・全イスラエル他の国みたいに「王」を欲しがる。
     ・サムエル、サウルを「王」にするけど、
      基本主の目には「王」の存在は悪だと思ってる。
     ・何か失敗してサウルから主の祝福離れる。
     ・サウルの息子ヨナタンはギリ助かる。
     

ざっくり感想(あくまでざっくり)
   サムソンのキャラ的かつ物語的な仕上がり具合が
   士師全体の中で異質なほどだ。
   それだけで一冊の本になってたりもするし。

   (大国主命みたく一地域にあった説話を、
    まるっと取り込んじゃったんじゃないかな)

   サムソンの後はもう目立った士師がいない。
   ってかベニヤミン族の犯行もひどいけど、
   夫であるレビ人の、
   側女に対する日頃の扱いもどうなん?
   しかもこの件の対処が
   「祭りの日だけ娘達の略奪を可とする」って……。

   全然関係無いけど「ボアズ」って聞いただけで、
   私の頭にはマリスミゼルの曲
   「イルミナティ」が流れます。

   サムエルが生まれない間どれだけハンナが
   虐げられてたかって話であまり気分は良くない。
   しかしハンナの祈りの一節
   「人は力によって勝つのではない」は、
   妙に胸に響いた。

   「神の箱」の威力とんでもないな。
   奪ったペリシテ人達が腫れ物に苦しめられたからって、
   返す時に「金の腫れ物」五つを贈るってどんな形?
   贈られてそれ「腫れ物」やって見て分かる形?
   鋳造したん? 型取ったん?

   民衆はとにかく(正しく)指導してくれる人が欲しい。
   自分達で考えなくて良いから。
   罰を受けても自分達は責任を取らなくて良いから。
   その方が楽だと考えるから。
   (妻子が責任を負わされなくて済むとも言える。)

   サウルが神の祝福を失ったのは
   半ばいちゃもんのような気がする。
   そもそも王に対して主は最初から投げやりだよね。

   その割にはサウル今読んでる辺りまでは頑張ってる。
   ってか登場から「美しい若者で、
   彼の美しさに及ぶ者はイスラエルには誰もいなかった」
   ってあかんやん。元腐女子心がくすぐられるやん。

   
   

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