多摩川沿い/多摩川スピードウェイ跡
どうもどうも、へなしゅんです。わたくし、3回目の脳腫瘍発生から、三叉神経がやられてしまい、杖をついて歩くようになりました。そして、なんか知らんけど、時々歩かないと足が痛くなるというややこしい身体になってしまいました。というわけで、定期的にリハビリ散歩に出掛けております。
リハビリ散歩コースは7つぐらいあるんですけど、一番最初に歩き始めたのが、多摩川沿いでした。
わたくし、港町で生まれ育ったせいか、海や川が大好きです。この地に住むようになり、まず見に行ったのが多摩川やったんですね。行ってびっくり。
多摩川は、めちゃくちゃでかい川でした。そこには、先日ご紹介した丸子橋がありました。わたくし、東京のでかい川といえば、荒川と江戸川しか知りませんでした。へな妻に、近くにジャイアンツのグラウンドがあったと教えられ、おお、そう言えば多摩川って聞いたことあるな、と。
この土手には、全国から送られてきた桜が並ぶ一画があります。春のリハビリ散歩は最高です。桜並木については▼
さてさて、基本的に土手の上は舗装されています。が、途中で未舗装になります。舗装道路は、土手の下へ降りてしまうのです。
この写真は、そのあたりの土手上部を撮ったもの。草刈りされた直後に撮りました。数日したら草ボーボーになります。
そんなことより、どうして未舗装になってるかというと...
その土手の脇の植物がなくなっているから。土手の脇は、何やらコンクリートの階段みたいになっているのです。といっても、とても緩い階段です。
これは何なのか、まあ、そんなに気にはしていませんでした。が、ある時、タモリの番組で紹介されました。このコンクリートは、観客席でした。この観客席の前に広がっていたのは...
多摩川スピードウェイ。日本初のサーキットです。1936年から1950年代まで使われていたそうです。いやしかし、1936年といえば真珠湾攻撃よりも前の話です。ホンダの創業者である本田宗一郎も、自分で造ったクルマで参戦してたそうです。そんなことを知った上で眺めると、風景の見え方もまた変わってきます。
ステキなリハビリ散歩コースでしょ。
ちなみに、わたくしは杖ついて歩いてますけど、足はサンダルです。大好きなレインボーサンダル。草がボーボーになってくると、足がかゆくてしょうがないんですけど、まあ、それはそれで楽し。
※多摩川スピードウェイ跡の観客席は工事のために無くなりました。詳しくはこちら▼をご覧ください。
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