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ハワイ移住生活記1 住居探しスタート


どうもどうも、へなしゅんです。まずは自己紹介させていただきます。

わたくし、かつては「モーハワイ☆コム」というハワイ情報WEBサイトで、へなちょこ・しゅんという名前で編集長をやっておりました。現在はハワイのH.I.S.でメディア関係の仕事をしております。おっさんです。

「モーハワイ☆コム」を立ち上げてハワイに上陸したのは2000年のことでした。初めての海外生活です。毎日、新しい体験だらけで、発信したいことが山ほど出てきました。が、当時はインターネットの通信速度が遅く、幅200ピクセルほどの小さい写真を表示するだけでかなり時間がかかってしまいました(当時、ハワイのインターネットはアナログ回線でした)

もっと頻繁に発信できないか?と考え、メルマガを発行することにしました。ハワイでの初体験からしょうもないことまで、ほんまにいろんなことを書きました。インターネットの通信速度がアップし、WEBサイトに大きな写真を何枚も掲載できるようになったところで、メルマガを終了しました。2008年のことでした。

それから10年以上が経過し、実はわたくし、去年の夏に脳腫瘍摘出手術を受けました。で、療養のため、2019年のゴールデンウイークまで帰国していました。再婚することを決めて、念のために頭の検査をしたら脳腫瘍が見つかる、という安物ドラマみたいな展開でした。手術が無事に成功し、ハワイ前線に復帰しようと思っていたら、今まで借りていたコンドミニアム(分譲の集合住宅のこと)が売られてしまいました。なんで次から次へとこんなことが!(涙)

というわけで、わたくしのハワイ復帰は住居探しからはじまりました。

2000年。最初の住居はワイキキバニヤンでした。ウソみたいですけど、当時の家賃は月$950.00でした。安っ!と思いますが、いやいや、その当時は$950.00でもけっこう高い方でした。そして、その物件はアメリカ人の別荘で、年末年始はオーナーが遊びにやってくるので出ていかなくてはいけないという条件がついていました。今思えば、どうしてそんな住居を選んでしまったのかと疑問に思いますが、ほんまに何も分かってなかったんですね。

その後、6回引っ越しています。今回7回目。ハワイへ上陸してから8つ目の住居です。何度も引っ越すことでだんだん分かってきたのは、

■いい条件の賃貸物件はあっという間に借り手がつく

ということです。それは当たり前やろ、と思われるかもしれませんが、あっという間というのは、「数日」というレベルではなく「数時間」です。

わたくし、4つ目の住処探しから、日系アメリカ人の不動産会社を使うようになりました。日系ですが、日本語はまったく通じません。「家賃と間取りがこれくらいの住居を探している」と伝えるといくつか連絡が来ます。「○日の○時から物件見学ができます」という英語の情報です。わたくしは英語がダメなので、最初は不安いっぱいです。で、予定日時にその物件の前へ行くと、見学者が10人以上集まっています。いい物件だと20人くらい集まってたこともありました。

案内してくれるのは、ポロシャツのユニフォームを着た不動産会社のおっさんです。高級コンドミニアムを案内してくれるようなハイソなおじさまではなく、優しそうなおっさんです。住居について質問すればいろいろ教えてくれますが、もちろん全て英語です(涙

ワイキキの住居を探していた時のこと。見学して、その後すぐに不動産会社を尋ねたことがあります。申込書類に書き込んでいたら、同じ物件を一緒に見学していた若者が駆け込んできたことがありました。その差約10分。不動産会社のおっさんは「今、決まっちゃったよ。ごめんね」と笑いながらごめんなさいしてました。ワイキキの物件は人気なので取り合いなんですね。全ての不動産会社がこんな感じではありませんが、ワイキキの安い住居は、あっという間に借り手がついてしまうようです。

この度わたくしは再婚し、新妻付きでハワイへ上陸しました。新妻といっても同い年のおばはんです。そして、わたくし以上に英語が話せません。そんな状況では、日本語が通じない不動産会社に住居探しをお願いするのは不安でしょうがないので、今回は日本語が通じる不動産セールス・エージェントにお願いすることにしました。

カイナハレ・ハワイ不動産の「礼くりふ」さんです。ハーフで背が高い、するどい目付きの男前です。あ、上の写真に登場いただいてるのがくりふさんです。

はるか昔、わたくしが編集長をしていたハワイ情報サイトの広告主でした。10年以上前のことなので詳細は忘れたんですけど、くりふさんが困るようなことが起きてしまい、わたくしはただ謝っていた記憶があります。許していただけてるかどうかわかんないんですけど、住居探しをお願いすることにしました。

ハワイ前線復帰が決まり、飛行機のチケットが取れたところでくりふさんに連絡しました。ハワイ前線に復帰する予定日を告げ、住みたいエリアとコンドミニアムのサイズを伝えたら、すぐに返事が帰ってきました。1ベッドルームのコンドミニアムです。めっちゃ早い。いただいたEメールにはいくつか写真が添付されていました。おお、いい感じ。

ハワイで住まい探しをしたことがない嫁は、他にも住居を見学したい!と言いますが、いやいや、購入ではなく賃貸物件探しなのです。いくつも見学することはできますが、見てる間に借り手がどんどん見つかってしまいます。見せてもらったコンドミニアムがどうしても気に入らなかったら、次の住居を探してもらうことにしようよ、と住まい探しが始まりました。

クリフさんに住居を探していただくこともあって、今回はカイナハレ・ハワイ不動産でコンドミニアムをお借りすることにしました。

。。。。。。。つづく

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