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【拝読ノート🔖】2023.8

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今月拝読したnoteの中で、ぜひとも共有したい「スキ」をまとめています。 表紙:お蕎麦屋さんで頼んだ日本酒の徳利におさめられた氷が涼しげだったので。
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#中国

インタビュー「25年の北京暮らしを経て〝桃源郷〟で自らを深める日々」和田廣幸(篆刻家・書家)

きっかけは級友の〝内職〟 ―― 和田さんが最初に「書道」と出合ったのはいつですか。 和田 中学1年生の時、授業の「書道」の時間です。当時は小学生の習い事で書道も盛んでしたが、そういうものには触れていませんでした。  私は横浜の生まれで都内の中高一貫の学校に通っておりました。書道教室での授業では出席番号順に着席するんですが、私は「和田」なので最後なんですね。すぐ後ろは壁なわけです。その壁に高校生の書道部員の作品なんかが飾ってあって、「上手いなあ。こんな字が書ければいいなあ