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新歓とは本来どうあるべきか

みなさん、コロナでおうち時間がめちゃくちゃ長いですが、楽しくしごせていますか?
僕は最近、アイセックという学生団体でオンライン新歓イベントをしています。
そこで今のところ30人くらいの新入生と話させてもらってるんですけど、その中で色々思うことを今日は書いていこうと思います。

アイセックの新歓の好きなところ

今年のアイセックの新歓の位置づけは
新歓に関わる全ての新入生に学びや気づきの機会を与える
です。
学び/気づきっていうのは何でも良いんですけど、それらを与える目的は、
新入生が自分らしく生き生きと大学生活を過ごせるように
というものです。
これ、めちゃくちゃ好きなんですよね。
新歓って、もちろん入会してくれる新入生を集めるためにやるんですけど、
そのためだけにやると、説明会参加してくれた新入生の中で入会しなかった子の時間が無駄になってしまうと思うんですよね。
そうじゃなくて、せっかくアイセックの新歓に来てくれるなら新入生に何か持ち帰って欲しいという人材管理統括(新歓リーダー的な人)の想いから、
アイセックの説明だけでなく、大学生活をどうやってすごしたいかについてアイセックの上回生と楽しく考えるワークショップをやってます。

一年間を共に背負えるか?

今までオンライン新歓イベントに参加してくれた新入生は30人くらいいて、その中で一対一か一対二で話したのは5,6人くらいなんですけど、みんなめちゃくちゃ良い子ばっかりです。
特に僕が話してきた子は、貪欲なガツガツ系のタイプって子はそんなにいなかったけど、内に秘めたエネルギーというか、なんか頑張りたいけどその想いを形にする方法がわからないとか一歩踏み出せないって感じの子が多かった感じがします。
そんなとき、いつも思うのは
この子たちが大学で自分らしくいきいきと活動出来る場所はどこだろうか。
ということ。
無思考に「アイセックおいでよ!」なんて言えません。自分や今アイセックに残ってるメンバーのほとんどはアイセックがめっちゃ好きで残ってるけど、もちろんこの一年で辞めてしまったメンバーもいます。
新入生のやりたいことがアイセックでできるか
新入生の望むものがアイセックで手に入るか
新入生の価値観がアイセックの組織文化とずれていないか

こういったことを考えないと、同期が辞めてしまったという事実から何も学べていないと思うんですよね。

かっこつけてるとかではなく、自分がこの子の大学での一年という時間を一緒に背負えるか、本気で考えます。
だからむしろ、アイセックへの入会を促すのは恐怖すらあります。
ピュアで可能性に満ちた、まだ何者でもない新入生が、これから何者かになろうとする新入生が、大学で所属するコミュニティによってその方向性をある程度決めることになるんだろうなと思います。
だから、精一杯本気で向き合いたい。
サークル選びだろうが何だろうが、判断基準は一緒に考えてあげたいし、適切な情報は与えてあげたい。やりたいことがわからないなら、考えることを手伝わせて欲しい。

本当に、心から思うのは、新入生が「大学生ってこんなもんだ」という世間の声に惑わされることなく、心から望むものを軸に、悔いのない大学生活を過ごして欲しい、ということ。

新歓とはどうあるべきか

全ての新歓が、そうあればおもしろいなって僕は思うんです。
全ての新歓が、「自分たちの団体に入って新入生が自分らしく生き生きと活動できるか」を各団体が判断する機会という位置づけであれば、大学生ってもっと毎日楽しそうな顔してると思うんですよね。自分に合う団体が見つからなければ自分で作るっていう動きももっと出てくると思うんです。
大学が、もっと多様性の集まる居心地のいい場所になると思うんですよね。

新入生も、「自分が本当にしたいことってなに?」という問いに少しでも向き合って欲しいです。
分からなければ、とりあえずアイセックの新歓説明会に来てください笑
一緒に考えましょう!
そうやって見つかった「自分が本当にやりたいこと」を、とりあえずやってみてください。やってみて違和感があれば、また「自分が本当にやりたいこと」を探してみてください。
その中で確信をもって「これがやりたい!これが好きだ!」と思うものが見つかれば、それは必ず、あなたを自分らしく生き生きと輝かせてくれるはずです。

ここまで読んでくださってありがとうございます。
拙い文章だけれど、新歓に関わる誰かにこの文章が届くことを密かに祈ってます。

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