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秩父で日帰り一人旅してきた①

最近、旅行という旅行に行けて無かったので、休みの日に早起きをして秩父へ行くことに決めた。

秩父市は僕の住む市からは電車で約2時間の距離にある。同県ではあるが行ったことはなく、いつか行きたいな~と思っていた。いつかが本当にやってくるとは思ってはいなかったが、行くことに決めた。一人で。だ。

旅行記を作ってみたので、見てほしい。
今回初めて、記事に目次や見出しを付けているので多少でも読みやすければいいのだが。
長いと読むのがしんどいと思ったので①、②に分けてあります。

地方ならではの大自然を満喫「長瀞岩畳」

2時間に渡る電車での移動。秩父鉄道から眺める景色も素晴らしいが、そろそろ腰が痛くなってきたなと思った頃に第一目的地の長瀞駅に到着。
扉が開いてすぐに自然と土の匂いがしてきて故郷を思い出させた。



味がある長瀞駅を抜け、さらに味のある商店街を抜けた時にはびっくり。
想像を超える大自然が僕を待ち構えていた。



目の前をせせらぐ、青く淀んだ荒川。隆起した結晶片岩が文字通り畳のごとく広がる大地。奥に広がる山々。
朝9時半で人のいない川。吸うたびに美味しい空気。しんと静まり返る中に、カッコウの鳴き声と荒川のせせらぎだけが心地よく耳に入った。
気づけば岩を登った先にあるベンチでしばらく黄昏れてしまっていた。

早起きで長い電車の移動の疲れは、
もう癒されるまでに至っていた。

商店街は開店前だったが、唯一やってた所でそばと柚子の七味を購入


秩父地方の総社「秩父神社」


秩父駅へ移動し、まずは駅から徒歩5分ほどの土地にある秩父神社へ。


ここ秩父神社は秩父地方の総社となっており、八意思兼命(やごころおもいかねのみこと)という政治や学問、開運を司る神様がいるとされているらしい。近々転職やらなんやらで運は味方につけておきたいので、良い転職になるよう祈願してきた。
横を見ると結構彫刻も面白いので、参拝して帰るんじゃなく建物自体を眺めて見るのも◎

古き良き味のある路「番場通り」

秩父市は国民的財産となる「登録有形文化財」となっている建物が多い。
それが秩父の良さを表しているのだろうし、それを見に観光客がやってくるのだろう。


この番場通商店街もそのような建物がある。味があるという言葉がふさわしいと思われるような古き良きお店が多い。とてもキラキラしているわけでもないし、目を引くようなカラフルは無い。それがいいのだ。

昭和レトロな外観が心を掴んでくる「パリー食堂」

見てくれこの外観。僕は今回事前に調べた秩父のスポットの中でも1番ここに行ってみたかった。勿論上記の登録有形文化財に指定されている。


この作り物感バリバリの食品サンプルに、のれんの逆文字も良い。

中へ入ってみるとなんともいえない懐かしい佇まい。とてもいい具合の汚さ。ところがさらにいい味を出している。演歌がBGMとしてかかっている。客席側にあるドリンク冷蔵庫がgoodだ。芸能人のサインなんかも飾ってあった。

ランチメニューのカツカレーセット(クリームソーダ付き 1300円)を注文。接客は腰が低くて落ち着いたお兄さん、調理は店主さんがやっているようだ。

テーブル脇にあったミニPOP。

奥にいる店主さんが本当にこのイラストにそっくりで、確かに提供時間は思ったよりもかかったがもうどうでも良かった。雰囲気が良すぎて何分でも待てるなと感じていた。気にする人は合わないかも。。。

来ましたカツカレー!!

この水にスプーンをさす感じ、東京のどこにいったら味わえますか。
そしてまたカレーが美味い。カツの衣もはがれやすいし、カレーは少しルーの味が濃いんだけど、それがまた昔おじいちゃんが作ってくれたカレーみたいですごく懐かしくて美味しかった。大満足だったよ。ご馳走様でした。


※番場通りの続きや、山奥の公園、駅隣接の温泉など、、、次回へ続く。
感想まで読んでほしいので、良かったら②も是非読んでみてくださいね。




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