3年後期から中国留学
僕は3年生の後期に休学し、1年間南京大学に留学してきました。
この期間は同学年の他の生徒と比べ、少し遅めです。
こういう行動に至った思考を分解していきます。
なぜ3年後期だったのか?
ⅰ,語学の能力をできるだけ伸ばしてから留学したかったから
ⅱ,3年前期からだと余裕なく、4年前期からだと就活に支障が出ると考えていたから。
ⅰ,語学の能力をできるだけ伸ばしてから留学したかったから
留学中の成長速度は、日本で勉強している時とは比にならないくらい速いです。じゃあ、どうしたらこの成長スピードを更に速めることができるのか考えました。
その結果、「土台をしっかり作る」と言うことが1番大事であると言う考えに至りました。
・「土台」とは?
単に「土台」と言っても曖昧な表現でしかありません。
重点的に意識したことが
中国語を中国語で考えて発言できるようにすることです。
日本で勉強している際は、頭の中で翻訳しながら話してしまいがちです。しかし、中国に足を踏み入れた瞬間、彼らは中国語の感覚で中国語を喋ってくる。これに慣れないと、中国人に中国語で中国語を教わるのは、感覚のズレが生じてしまい、なかなか難しいです。
なら、どうすればいいのか?
中国人との会話量を増やすことを意識していました。
これは特定の中国人の友だちで十分だと思います。大事なことは、ネイティブの感覚を掴むことです。なぜ彼はこう言う表現をしたのか、なぜAじゃなくてBなのか。
様々なことを考えながら会話をしました。
僕が実践していたのは
・店員がほぼ中国人、お客さんがほぼ台湾人のドラッグストアでバイト
・空きコマに中国人と45分日本語、45分中国語
この2つです。
バイトは、そういったバイト先を見つける運というものが多少あります。しかし、現在多くの中国人があちらこちらでバイトをしているので、バイト先にいる人はラッキーと思って試してみてください。
そして、空きコマの1対1はマジでやってよかったです。
2人のみなので、
・サボらない。
・ペースを合わせやすい。
・恥ずかしくない。
・日本語で説明しても大丈夫。
全然ストレスなどは感じなく、継続することができました。
ちなみに、SALCのLPPというサービスから中国人を選択し、知り合いました。
MULCで中国人に直接話しかけて友だちになる、ということが難しく感じる人にはオススメです!
ⅱ,3年前期からだと余裕なく、4年前期からだと就活に支障が出ると考えていたから。
3年前期からにしなかった理由は以下の通りです。
神田外語大学中国語専攻は、2年生が終了するまでは、必修の授業に毎日ヒーヒー言わされ、自分のやりたい勉強を思い通りにできる人はごく僅かです。
僕もその内の一人であったため、余裕がないのに留学行っていいのか疑問でした。そのまま行ってしまうと、留学の目標もしっかりせず、プランもぐちゃぐちゃのままあっという間に終わってしまうんじゃないかと思ったからです。
4年前期からにしなかった理由は以下の通りです。
日本社会にいる身として、4年生になる春に帰国してしまうと、就活開始が遅れ、希望通りに就職できないのではないかと考えてしまったからです。
今振り返ってみると、そもそも就活にそこまで興味湧いてないので、あまり関係なかったなと思います。
また、仮に興味があったとしても、今から始めても、全然間に合うなという実感があるので、この点で悩む必要はないです。
まとめ
このように、時間に追われていなく、帰ってから就活が心配ではない時期に帰ってくるように期間設定をし、留学に行く前までの時間で、できるだけ中国語の土台を固める。
これを実現するために3年後期からを選択しました。
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