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指輪物語TRPG『霧の星』第3回

はじめに

基本ルールブック付属のシナリオをLM(ロアマスター)として遊んでいます。
メンバーはスターターセット付属のシナリオを遊んだ面子でそのまま遊んでいます。
オンセツールはFVTT、ボイスはDiscordを使用しています。

ネタバレを含みますので、今後プレイヤーとして遊ぶ予定のある方は自己責任で閲覧してください。

前回の冒険はこちら

物語

水音が聞こえる奥の部屋へ進むカンパニー。
そこは泥水に覆われた広間で、ドゥネダインのかつての聖所だった。
壁にはドワーフの彫刻やルーン文字が彫られており、ドゥネダインが使う前はドワーフの都市の一部だったことが分かる。

水浸しの部屋

重苦しい空気に打ちのめされそうになりながらも、泥水をかき分けて奥へ進む一行。
その時、ランタンの光が届かぬ薄暗がりで、ドワーフのような人影が走り去っていった。直後、低い鐘の音が広間に鳴り響く。
その瞬間、泥水の中から青白いぶよぶよとした人型の怪物が現れ、カンパニーに襲い掛かる。

泥水の中から怪物が現れる

弓手のウーナを中心にして守り、他の3人が怪物を引きつけることに。
泥水で身動きが取れないドワーフのアウストリは墓の上に登って迎え討ち、ホビットのパラディンは奥の階段に登り皆を鼓舞する。
怪物たちは北方の野伏のモリエルに激しい怒りをむき出しにして取り囲む。
しかし、一行が手に持つ松明やランタンに怯み、怪物たちの攻撃の手は緩む。
暗闇での戦闘の末、モリエルとアウストリが酷い傷を負いながらも、怪物たちは潜んでいた泥水の中へ倒れていった。

カンパニーは奥の乾いた場所へ上がって休息を取り、傷を癒して濡れた衣服や兜を乾かした。

その場所の奥には小部屋があり、怪物たちが蓄えていた宝物を入手した一行。
その中には、魔法の品と1冊の本が紛れていた。
その本の中身とは一体――

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