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指輪物語TRPG『霧の星』第4回

はじめに

基本ルールブック付属のシナリオをLM(ロアマスター)として遊んでいます。
メンバーはスターターセット付属のシナリオを遊んだ面子でそのまま遊んでいます。
オンセツールはFVTT、ボイスはDiscordを使用しています。

ネタバレを含みますので、今後プレイヤーとして遊ぶ予定のある方は自己責任で閲覧してください。

前回の冒険はこちら

物語

本には過去の悲惨な戦争の様子が記されており、一行はこの遺跡で何があったのかを知ることとなった。
およそ1000年前、北方王国がアングマールの魔王に滅ぼされた時、かつてドゥネダインの砦だったこの遺跡も闇の軍勢に攻め滅ぼされたのだった。

その後、奥の階段を上るカンパニー。
階段を上った先は霧に覆われた広間で、長年の風雨にさらされた廃墟の中ドワーフが1人佇んでいた。

呪われた広間

ドワーフのアウストリは彼に声をかけ、その間に他のメンバーは広間を捜索するのだった。

やがてドワーフの様子がどんどんおかしくなり、話が通じなくなってしまった。
困惑するアウストリの前に、突如謎の老婆が現れた。彼女はぼろぼろの衣服を身にまとい、フードの奥から覗く赤い目でにらみつけるのだった。彼女は古風な言葉で警告をしたかと思うと、一行に襲い掛かる。

何度も致命的な一撃を与えながらも、その度に起き上がって向かってくる恐ろしい老婆は、アウストリとモリエルに深手を与えた。その後やっとの思いで老婆を倒したカンパニーは、エレド・ルインに沈んでゆく夕日を見ながら野営の準備に取り掛かる。
そして一晩ゆっくり体を休めた後、残された塔へと足を踏み入れるのだった。

塔へ踏み入るカンパニー

塔の入口には上古のエルフ文字があったが、読んでしまったウーナとパラディンはそれの内容が黒の言葉の呪いであることに気づいた。
1000年経ってもなお解けない呪いは、二人の心を影で覆ってしまう。

気を取り直した一行は、これ以上闇に蝕まれる前に先へ進むことを決意したのだった――

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