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クラファン達成。あれから…

なんだか、ふと書きたくなりました!
子どものオーケストラを作るより 全然まだ手前段階なんだけど

それより何より
ここ最近は、子どもと関わることで、予想もしていなかった嬉しい副産物が多かったなぁと思って、振り返ってみたいなって思った。

クラファンをなぜやろうと思ったか

そもそもどうしてクラファンをやろうと思ったかというと…。

私はなぜだか子どもと関わることにとても惹かれて、それと同時に、自分自身と仲直りすると子どもとの関わりがスムーズになる、という体験がおもしろいなと感じていた。

例えば、「あぁ、もう何もかもダメなんだ。自分なんてどうせいなければ…」と思っている自分に対して、昔の私は、どうせ自分はそういう存在だし、こうなったのは周りのせいだ。くらいに思っていて、そもそも自分と仲直りする気がなかった。
そうすると、自分と仲直りする方法を知らないから、いざ同じような子が目の前に現れた時に、アラ大変。笑

どうしていいか分からなくなる。笑

「そんなことないよ」って、薄っぺらい言葉をかけるのも違うし
そっと距離を取ってみなかったことにするのも違うし
見守ってます風に、見て見ぬフリするのも違う…。

えぇ、どうしていいか分かりません。

でも、いじけた自分自身にようやく気がついて、「アナタそこにいたのね。どうしてそんな気持ちなの?」と対話できて初めて、あぁ、私はこういう自分の側面にちゃんと関わるのを恐れてたんだね、と気づく。
気づいてみると、ちゃんと見てみると、別に怖いことは何もなくて、泣いてる子どもですらみんな可愛くて愛おしいように、そんな自分も愛おしく思える。

そうやって仲直りできると、子どもたちにも同じように、深く関わることができるし、誰も傷つかなくて安全。

なんか、こういう関わり方って、みんな知らないし、
知らないのをいいことに、結構みんなやらかしている。笑

だから、もっとこうやって、自分と仲直りしていくための、癒しを深めていきたいと思った。

…んだけど、お金がなかった。笑

私は、自分にはお金を出してもらう価値どころか、私がやっていることや、私の心にも、人は価値を見出してくれないだろうって、深くずっと思っていたから、クラファンなんて怖くてとんでもなくて、できないって思ってたんだけど、そうしたハードルを超えてみるのもいいかもしれないって、そう思ってチャレンジしてみた。

そんな経緯。

あれからのこと。嬉しい誤算

里親家庭の家庭教師は、ずっと続けていて、子どもとの関わりももちろんとても楽しいし、やっぱり心の癒しをずっと続けてきたことで、お互いの関わりがとてもスムーズなのを感じる。

けど、嬉しい誤算というのは、実はそこではなくて、お母さんたちとの関係性で起きたこと。

カテキョの最初と終わりくらいは、お母さんとも話すんだけど、基本的には私は子どもしか見てないから、お母さんがどんな気持ちを抱えながら子育てしてるかまでは、見えてなかった。

だけど、時々雑談することがあって、その時に、冗談半分だけど、
「最近こんなことがあって、もうほんと困っちゃうでしょ〜?」と、子どもの近況を聞くことがあって、そういう時は、私の正直で誠実な気持ちを話すようにしてるんだけど、そしたら、お母さんたちは、

自分以外にも、この子たちのことを本当によく分かってくれている人がいる。
本当は遊んであげたいけど、親子だと喧嘩になってできないから、こうやって来てもらってて、これでいいんだな(無理しなくていい)って思えた


って、安心してくれてたらしい。


里親って聞くと、よその子を育ててる人。って思われがちだけど、普通にお母さんなんだよね。

その子のことを真剣に想ってやってるけど、「これでいいんだろうか」って悩むこともたくさんあるし、やってあげたいんだけど忙しかったり、関係が近すぎて喧嘩になってしまうから勉強も教えてあげられなかったり。

そうやって、子どものことを1番に考えてるからこそ、自分のことを責めてしまいがちみたい。
そこに、私みたいな、なんでもない大人(笑)が一人加わることで、お母さん自身、子どもと離れる時間やスペースが生まれたり、「あぁ、分かる分かる笑」みたいな、お母さんと共感できるポイントが見つかったり、そういうのって、私にしたらなんでもないこと(楽しくお話してるって感覚)なんだけど、お母さんたちからしたら、とても助かることらしくて、それを直接伝えてくれるのはもちろん、他の人たちにもそう話してくれているらしくて、なんだか嬉しかった。

一緒に子育てしてるんだなぁって気持ちにもなったり。
とはいえ、お母さんたちからしたら、私自身も子どもみたいな年齢だったりする。笑
だから、一応家庭教師の「先生」って肩書きはあるんだけど、なんだか時々、私も子どもな感覚で、お母さんたちに甘えたりしてる。

お母さんたちと話してて、「色んなことやってて、まあ、頑張ってるねえ本当に」とか言われると、あぁ、母〜〜ってなる。笑


なんだかそんな心地いい関係性が、自分の周りに増えていってるし、そして深まって行ってるんだなぁって思うと、とても満たされた気持ちになる。

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