【途上国食堂 オアシス】イカとインゲンの塩焼きそば│いくら貧しくても空腹でも何でも喜んで食べるわけじゃない話。
いらっしゃいませ。本日は、【イカといんげんの塩焼きそば】です。
猛烈に日本食が食べたい日は、落ち込んだ日です。
いくら貧しくても空腹でもなんでも喜んで食べるわけじゃない話。
味覚の違いには、抗えないということです。
活動先で取れた大きなかぼちゃで、パンプキンプリンを作ったけれど、
ジンバブエ人にはまったく人気がなく、味見さえもしてもらえなくて、落ち込んだ夜でした。
塩で茹でて食べるのが普通、お菓子にしたら、邪道なんだということです。
普段は食べ物クレークレー言われているのですけど、見たことのないものは食べたくないようです。
主食のサザ(とうもろこし粉を練ったもの)と野菜を、いつもお腹をすかせてる同僚にあげようとしたら、「肉がないなら要らないー」と言われたことも。私も肉がなければサザはちょっと食べづらい。
それでは、そんな落ち込みから救われる、焼きそばをどうぞ。
材料:麺(インスタント麺でもパスタでもなんでも)
イカ 5切
玉ねぎ 1/4
いんげん 5本
にんにく 1かけ
調味料:ごま油、塩、こしょう、醤油、あれば海鮮スープの素
麺、いんげんを茹で、その間フライパンに油とにんにくを入れ、香りが立ってきたらイカを炒めます。イカは日が通ったら一旦取り出し、玉ねぎを炒めます。いんげんも加えて炒め、海鮮スープの素をかけ味付け。
湯切りした麺を加え、塩コショウで味をととのえ、醤油を小さじ一杯だけフライパンの空いている場所で温めてから混ぜる。ごま油を香りづけにかける。
今回使ったのは、首都で買った韓国焼きそばの乾麺を使用。もちもちで美味しいし、トッピングで使える海苔とごまが入っているのが嬉しい。
この韓国焼きそばのソースはめちゃくちゃ辛いので使わないことが多いです。たまたま、香港の出前一丁の海鮮スープが残っていたので使いました。
輸入に依存している途上国食堂のコスパは悪いです。韓国焼きそばの麺は110円ほど。内陸国で海鮮は貴重、ほそーい冷凍イカ5切で300円ほど。野菜は50円もかかっていません。
なかなかの出来で、明日も生きていけそう!
ごちそうさまでした!
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