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今できることって何?-母の遺影を準備する-

考えてみれば、ジンバブエから日本に帰国して、コロちゃんのおかげで地元のいろんな飲食店をテイクアウトで試して味わったことから、ある発見があったお話。
いろいろ美味しいものをめがけて試した中の一つのお店のインスタグラムで見た料理の写真がとても美しかった。どうやら同県内で写真館を構えるフリーランスカメラマンが撮影したらしい。


この夏は、静かなお盆になりそう。
兄家族は、海外にいるためいつもお盆に帰ってくるわけではないけど
母はこのご時世を読み、人と会う予定が積極的に入れられず、つまらなそうである。
私は就活準備をしていて、就活の写真が必要になった。
しかも受けようとしている企業は、スーツ姿でガッチガチの証明写真より、少しナチュラルな写真の方が受けがいいだろうなと分析。
そんなわけで、そのカメラマンの存在を思い出した。

彼の写真館は、自宅から車で1時間半ぐらいかかりそうなので
せっかくなら少しでもお得にと言うか、用事を増やしたいと言うわけで「母の遺影撮影」を思いついた。

最近もたまたま「遺影にしたい写真あるの?」と言う話をしていたので、思いついた。
行きたいところにいけない今だから、車で移動できる県内で
じっくり時間をかけて、普段ならやらないであろうことをやってみようと思った。
もちろん行き先では、美味しいものを食べる。

母は63歳。ちなみに遺影の撮影時期って一体いつがいいのかなと調べると
「60代をすぎると顔に深みが出て、人生の集大成が現れてくるので、遺影を撮影するには良い時期です」とのこと。早すぎることはないみたい。

せっかくなので、私たちはそれぞれ行きつけの美容室で髪を整える日を予約し、服を決め、メイクもカメラマンさんのオプションで予約し、準備を始めている。

写真に、今の私たちを写してみよう。

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