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育休&仕事復帰(第1子)

大学を卒業してからずっと働いてきて、今3人目の子供の育休中である。3人目なので当たり前だけど3回目の育休。それぞれ結構状況が違うのでまとめてみる。

第1子は日本で出産、生後7ヶ月のときにフルタイムで復帰した。最初の1ヶ月は無認可保育園で預けて、それ以降は認証保育園で預かってもらった。

復帰の準備と保育園問題

初めての子供だから生まれたあとに自分がどういう気持ちになるかが想像がつかなかった。急に母親の脳みそに切り替わって「できる限り長ーく育休を取りたい」と思うのか、「すぐ復帰したい!」と思うのか。そもそも生まれてくる赤ちゃんが病弱だったら復帰自体難しいかもしれないし。

そのため復帰のプランニングをしっかりしていなくて、結果的に申し込んだ保育園すべてに落ちた!ニュースでみる待機児童問題を完全に甘く見ていた…だから復帰予定日の一週間前には子供の行き先が決まっていないという冷や汗の出るような状況に笑

バックアップとして、保育園が見つからない場合は私の母に一時的にベビーシッターをやってもらうしかないかなと思いながら、それまでノーマークだった無認可保育園に当たってみたらラッキーなことに受け入れてもらえた。無認可だから料金も高いので、とりあえず週3回で通わせて、あと2日は私の母に見てもらうことにした。

その無認可保育園の料金は週3回なのに12万円ほど。とっても高い上に残念ながらそれに見合う環境・サービスではなかった。料金のこと以上にその点が気になってその先どうしようかと悩んでいたとき、申し込んでいた認証保育園から連絡があり「キャンセルが出たから一枠ありますよ」と言われ奇跡的に4月から通えることになった。

ワーキングマザーライフの始まり

私は働くママらしく電動自転車に乗り、朝8時半頃ドロップオフ、夜7時ピックアップする生活を約1年3ヶ月続けた。産前と同じ管理職に復帰したから時短というオプションは考えなかった。仕事が残っていたら持って帰り、子供が寝たあとの夜8時半から再開した。部下との時間も必要だったから週1くらいで遅く残る日を決めて対応していた。

毎日お迎えの時間というタイムリミットがあることで、忙しかったけど私はそれまでにない効率の良さで働けたと思うし、「本当にやらなくてはいけない仕事は何か」が見極めやすくなり、自分とチームの仕事にプライオリティをつけるのも上手くなった。そして育休中のときと全く違う脳みそを使っている感じはrefreshingで、久しぶりの仕事はとにかく楽しかった。

家に帰ってからの流れ

夜7時にピックアアップ→8時半には寝るので、家に帰ってからも効率の良さが求められた。夫も大体7時台に帰宅できたので、幸いワンオペではなかったけど、それでも帰ったあとのその1時間ちょっとの時間はやることたくさんで忙しい。

平日の夜のこの貴重な時間を子供とふれあうquality timeにしようと決めたので、その時間を確保するためにタスクを取捨選択しなくてはいけない。そこで諦めたことは2つ、①離乳食・幼児食を作るのを諦めた②夜お風呂に入れない。そうすることで時間の余裕が生まれ、平日でもちゃんと遊んだり本を読む時間を確保できた。

①離乳食・幼児食を諦めた→市販のビンやパウチのものをあげていた。ごはんも電子レンジでチンするもの利用していた笑(当時の私たちは家でお米を食べる習慣がなかったのでこうなった)もし週末に作り置きしたらそれを与えていたけど、基本的には平日の夜は手作りをしなかった。保育園の給食でしっかり栄養摂っているはずだから気にならなかった。

②夜お風呂に入れない→朝に15−20分ほど一緒にお風呂に浸かっていた。冬はそもそも汗をかかないから、1日の終わりにきれいなパジャマに着替えれば十分、夏は保育園でシャワーに入れてくれるから良しとしていた。寝る前に髪の毛を乾かしたりしなくて良いのも時間の節約になってよかった。

具体的な時間の流れは:7時過ぎ帰宅→ご飯食べさせる→本を読んだり遊ぶ→パジャマに着替えて寝る準備→1歳までは最後のミルクここであげる→8時半までに暗くした子供部屋で放置→5−10分以内に寝ている、という感じ。大人のご飯は買ってきたときは子供と同じ時間に食べて、作るときは夫に遊んでもらってる間に私が作って、部屋に連れて行ったあとに食べていた。

一人目が2歳になるまでは平日はこんな感じの流れだった。子供が生まれてから時間の使い方を見直す必要はあったけど、夫婦で協力さえすればそんなに大変ではなくて、とても楽しいworking parentライフだった。

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