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サンパイカンパイリトリート@中山神社レポート #2

こんにちは、リキです。
サンパイカンパイリトリートで活動を始めました。今回は、岡山県津山市にある「中山神社」と中山神社からほど近い酒蔵「難波酒造」に行って来ました。

はじめに

まず初めに「サンパイカンパイリトリート」って何?って思う方もいらっしゃると思いますので、イベントの趣旨はこちらの記事をごらんください。

サンパイ@中山神社

まずは参拝、いざ中山神社へ!
中山神社は岡山県津山市にある一之宮神社です。社殿の創建は文武天皇慶雲4年。本殿は国指定重要文化財、拝殿は国登録有形文化財と、境内にある建造物は自然の中に溶け込んているかのようなたたずまいでした。

鏡作りの神様

御祭神 鏡作神(かがみつくりのかみ)
相殿 天糠戸神(あめのぬかどのかみ)/ 石凝姥神(いしこりどめのかみ)

https://ja.wikipedia.org/wiki/%E4%B8%AD%E5%B1%B1%E7%A5%9E%E7%A4%BE

鏡作神は、天照大神が岩戸に隠れてしまわれた時に、岩戸から出てくるきっかけになった八咫鏡(やたのかがみ)を作ったと伝わる石凝姥神とその父、天糠戸神です。天糠戸神は天孫降臨の時に邇邇芸命と一緒にやってきた神様のひとり。ちなみに、三種の神器のひとつである八咫鏡は「知恵」を象徴するそうです。

本殿

なるほどー、私は鏡作神を参拝したのは初めてです。もしかしたら、この地域は昔、鏡を作る職人がたくさん住んでいて、その祖先への感謝をするためにこの神社ができたのかなと気ままに想像しながら境内を歩くのは楽しかったです。

先住神様たち

摂末社
総神殿(惣神殿) - 祭神:山上山下120社。社殿は津山市指定重要文化財に指定されている。
国司社(くにししゃ) - 祭神:大国主命。
御先社 - 祭神:稲荷神。
猿神社 - 祭神:猿多彦神。

https://ja.wikipedia.org/wiki/%E4%B8%AD%E5%B1%B1%E7%A5%9E%E7%A4%BE

摂末社には、主に鏡作神が来る前からいた神様たちがいます。神社境内の一番奥にある摂末社は「猿神社」です。猿神社の祠は岩壁にありました。

猿神社

ここからはまた私の気ままな妄想ですが、きっとこの大きな岩壁、岩であり地球の一部を昔の人は土着の神として感謝の祈りをささげていたんじゃないかなと思います。

「猿神社」にはネットで調べてみるといろいろ話がでてきます。きっと長い歴史の中でできたストーリーが所説あるとは思います。その場所の雰囲気や存在感から、私には自然神というのが一番しっくりきました。

御神木

中山神社には、この地域を見守ってきた御神木が2つあります。

ムクノキ(樹齢500年)

中山神社の鳥居をくぐったすぐのすぐ左にまっすぐ空に伸びる大きな木。樹高213m。なんだか「いらっしゃい。よく来たね。」と言ってくれそうな感じのとても気持ちのいい御神木。

祝木のケヤキ(樹齢800年)

今回のリトリートでまず最初にテンションが上がったのが、この祝木のケヤキを見た時です。このケヤキは鳥居の外にあります。鳥居から続く道路を50mほど行くと祝木のケヤキがあります。存在感がすんごーい!地球に800年いるんですよ?どれだけの叡智を持っているんだろうと、興奮しましたw そうなんです、ワタシ、木が好きなんです。ケヤキの前にある小さな祠にいらっしゃるのは中山神社の先住神の「大国主命」。

祝木のケヤキ

これだけの大きな木です。きっと、その昔たくさんの人たちが集まってたんじゃないかなー。このケヤキの周りで祝い事をしたりと楽しい時間を過ごしていたんじゃないかなー、樹齢の長い木が2本も育つなんてこの地域は豊かな土壌なのかなぁ。そんなことを想像しながら、私自身も楽しい時間を過ごしました。

カンパイ@難波酒造

今回、サンパイカンパイリトリートを中山神社に決めたのは、中山神社の鳥居から100mほどに先ある「難波酒造」の蔵開きがあったからです。

人生初の蔵開きイベント、祝木のケヤキからの流れで私のテンションはどんどん上がり、飲み過ぎてしまわないか入る前から心配でしたw

では早速、酒蔵へ参りましょう。

難波酒蔵

県内唯一の女性社長の酒蔵

難波酒造公式サイトによると、明治22年に創業した作州武蔵の蔵元の社長は、県内唯一の女性だそうです。明治時代から活躍されている女性実業家ですね。すごいなぁ。

井戸水

蔵の中央に中庭のような場所があり、そこでは出来立てのお酒や岡山名物ホルモンうどんにいかめしなどお祭りムードが繰り広げられていました。私も一緒にいた家族もワクワクからのウキウキ状態。何食べる?何飲む?ねぇどうする?とキャッキャッしてましたねw
その時、水が流れてる場所に目が留まりました。何コレ?「井戸水(飲用可)」なにー!地元の新鮮な水が飲めちゃうの?どんだけラッキー日なんだ今日は。まろやかで美味しい―♥ こんなおいしい井戸水を使って難波酒造のお酒ができているのかー。豊かな恵み。お酒をいただくのが楽しみすぎる。

日本酒を飲む際に一緒に飲むお水と「和らぎ水(やわらぎみず)」と言い、日本酒を飲む彩に悪酔いを防ぐとっても重要な役割を持っています。当蔵の醸造用水は江戸時代から続く石組の大井戸です。水に恵まれたこの地はかつて酒屋・醤油屋と剣を連ねた吉井川水系最上流の銘醸地帯でした。

蔵開きで壁に貼ってあった貼り紙より
大井戸水

甘酒

蔵の中では甘酒を無料で配っていたので早速頂きました。先ほどの井戸水と麹だけで作った甘酒。私と一緒にいた息子はちょっと味見をした後、グイッと飲み干して「美味しー!」とほっぺをプリプリさせながら喜んでいました。

麹菌

蔵の中ではどんな風に発酵しているかを見せてくれコーナーがありました。こんな体験初めてでテンションMAX家族。梯子を使って大きな酒樽を上からのぞき込みます。わー!モコモコ〜ブクブクしてるー!発酵♪発酵♪美味しくなーれ♪

発酵中のお酒

カンパーイ!!

蔵開き限定酒と超辛口純米原酒にごり酒、そしていかめしをGETして家に戻り、早速カンパイの準備です。私は現地でも飲めましたが、車を運転する人は飲めません。なのでお家でみんなで乾杯です。お酒のつまみをテーブルに広げて、お猪口にトクトクとお酒を注いだら、カンパーイ!

難波酒造の蔵開き限定酒といかめし

美味しい!!特に辛口にごり酒は私のタイプです。にごり酒というと甘いというイメージでしたが、難波酒造の辛口にごり酒は、舌に馴染むような炭酸とキリッとした辛さが旨し!これはイイ!つまみに用意したいかめしにも鳥の甘辛煮にも合う~。なん何でしょう。お酒に詳しくない私を饒舌にさせるこの旨さ。

お酒のラベルを読むと、原材料は岡山県産のお米と米麹。地球を守りつつ、よりよい世界を目指すための開発目標SDGsで注目されている「地産地消」じゃないですかー。お酒を飲むだけで地球貢献しちゃってる私。お酒のいろいろなストーリーに浸りながらカンパイを家族と一緒に堪能しました。
ふー、ありがとう。

まとめ

楽しかったです。
中山神社では気ままに想像を膨らませつつも、日本を豊かにしてきてくれた神様たち、そして地球という豊かさへの感謝をし続けている人々の心もまた日本を豊かにしているひとつなんだと思うと、自然と感謝の気持ちが溢れます。

難波酒蔵では、美味しいお酒にお水に、そして発酵菌のぶくぶく泡を見れたりの非日常的な新鮮な体験にワクワクで、とても楽しいリトリートになりました。

必要なのは「感謝と楽しむ心だけ」がコンセプトのサンパイカンパイリトリート。シンプルなコンセプトに惹かれて初めての活動をやってみて思うことは、感謝と楽しみの先には新しい発見や出会いがある!

新しい発見や出会いは、より自分を知ることと同じように私は思います。そう考えると「感謝と楽しむ心」ってパワフルですね。

次回のサンパイカンパイリトリート

次回は、3月後半頃、関東での開催を予定しています。そして、参加者募集予定です!

最新情報は、サンパイカンパイリトリートのFacebookグループで確認できます。興味ある方はグループにご参加ください。(承認制になります。まずは参加申請をお願いします。)

インスタもやってまーす!

ではまた。


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