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ハロハロラボは「不登校支援」ではない「学校以外の遊び・学びの場」です!

代表おがわです。
今日はハロハロラボは「学校以外の学びの場」であって「不登校支援ではない」とても大事な活動の精神についてです。ハロハロラボは「社会教育の場」。正解が一つでない、好きな事を、幸せになる為に、今の困りごとを解消するために、人と繋がって学び楽しむ場です。

ハロハロラボの活動を紹介していると、聞いてくださっているお相手が「つまり不登校支援ですよね」とまとめてくださることがあります。
「学校に登校していないお子さん達の遊び・学びの場をオンラインと対面で作っています」という私の説明が長いからだと思いますが(笑)「不登校」という言葉は一般化し「登校拒否」よりも多用されていますが、感覚としては「登校拒否」の方が近いです。


不登校って失礼な言葉だ

私は「不登校」という言葉が嫌いです。「登校」「不」(できない)。できないような環境なのに、登校しないことを悪いと子どもに責任転嫁をしている卑怯な言葉だと思います。
ランドセルを買う時にあんなに喜んで学校へのあこがれを持っている子ども達に、我慢・辛抱・辛さ・みんなと同じ・椅子に座って・同じ速度で・できない子が悪い・できるようにしなきゃ・いじわる・孤立など安心していきたい場所でないから「行かない」という行動をしていると私は考えます。集団の力をもって、子どもに選択権なくやらざるを得ない環境が今の学校です。そもそも「不登校」という言葉をハロハロラボは極力使わずにいます。「在宅学習」をお子さん達はしています!

支援でもない

学校に登校しないと社会的に孤立してしまう。そこはなんとかしないといけない。お子さん自身も保護者も困っているし社会的損失でもあると思います。その場を一緒に作っていくということをハロハロラボはしています。困っていることがあれば一緒に考えて何かできる事からやっていく。これは支援ではなく「社会教育」として。困りごとを解消する時、人は調べ物をしたり誰かに聞いたりしますがこれこそが社会教育なのです。

「学校以外の遊び・学びの場」

ハロハロラボは学校でも塾でもない、遊びと学びの場です。お子さん達の好きな事をやる場です。料理、本、お絵描き、工作、ゲーム、アウトドア、運動、音楽、アニメ、youtubeなどなどお子さん自身の好きな事を全肯定!多世代で一緒に遊んだり学んだりします。他のお子さんの好きな事を紹介してもらうこともとても楽しいし、たくさんの学びがあると思います。お子さんが既に好きなものの中にたくさんの学びがあります。学校で習うところの「学習指導要領」にある漢字も今流行りのボカロの中に軽く含まれていてお子さん達は読めるし意味も分かっている。国語・算数・理科・社会などの科目も学習指導要領ありきで教科書を作ると現状になるが、子どもの好きなものを始点で、大人があてはめ導けば遊びの中に学びがあります。そもそも遊びはたくさんの気づきや試行錯誤でしか生まれえないものなので、お子さん達は遊んでいる中ですでにたくさん学んでいると思っています。

憧れるおとなを連れてくる

学校以外の遊び・学びの場で私がやるべきは、お子さん達にとって「憧れる大人」を連れてくることです。それは何か好きな事を持っていて、楽しんでいる大人だと思っています。例えばM理事は理科の教員で、釣りをしたり猟をしたり、捕って食べたり。学校ではなかなか学べないことを見せてもらっています。テレビや雑誌、本で釣り番組や釣りの本はあるけど、何のきっかけもなくお子さんがそれだけみて楽しいというのはあまりないと思います。釣りが好きな大人が日常的に近くにいて、それを楽しそうに話している、何度もその様子を見たり、質問したら答えが返ってくるところにいるから興味を持てるのだと思います。それはアニメでもゲームでも本でも映画でも音楽でもスポーツでもなんでもよくて、人の数だけ可能性は広がると思うので、そういう大人を連れてきたいと思っています。

多世代で好きな事で繋がる学校以外の遊びと学びの場

ハロハロラボはNPO法人として生まれたばかりです。5年後、10年後を考えた時に今やっている学校に登校できない子ども達のオンラインの居場所も対面の居場所も当たり前に行政がやっている未来を望んでいます。その時にハロハロラボがやっていることは「多世代で好きな事で繋がる学校以外の場」という根幹の活動です。学校教育は義務教育なら9年、高等教育・大学も期限があります。でも、社会教育は一生です。生きている限り学び続けながらでないと人は幸せに生きていけない。それを多世代でやっていきたいと思います!そう、ハロハロラボは「社会教育」の場なのです!



よろしければサポートをお願いします!子ども達のオンラインでの楽しい学びと遊びの場づくりに使用させていただきます!コロナ禍制限の多い中頑張っている子ども達にサポートいただけると大変ありがたいです。