【平日更新】タイランド日本語教師の日常#22

【定期】その日の授業の所感・雑感などを書き綴っています。教案は、詳しい内容は書きませんが、文型の注意点や生徒からの質問などを載せていきます。(コメントで質問をいただければ、詳細を書きますヽ(´ー`)ノ)使用している教材は「みんなの日本語」の30課以降くらいからを担当しています。その他、スピーチ/作文/文化体験/聴解 などもやってます。

【今日の気づき】

今日、とある学生の発音の癖に気が付きました。それは"k" "s" "t"の子音の時、母音の前に"h"の音が入るというものです。

例えば「傘」を kha-sa  「つくえ」をtshu-khu-e と発音します。

聞いたときの感じは、有気音が母音の前に混ざるような感じです。

実はタイ語、こういった発音が多いです。一番良く使う「タイ」も"Thai"というようにhが入ります。もちろん、タイ語には tai / thai どちらも音があるので、すべてのタイ人にある間違い、というわけではありません。

ですがゼロ初級の発音練習でよく気をつけておかないと”化石化”してしまい、発音の矯正ができなくなっていまいます。次期への課題ですね~。(これぞPDCAサイクル!!!)


その他に、タイ人(ベトナム人にも)によくあるミスとしては、「つ」vs「す」と「長音」です。「スポーツ」とかミスが多いし、「りょこう」→「りょうこう」とか日常茶飯事です。

ネイティブ教師はミスを教えることができる反面、学習者の「難しさ」に気づきにくいです。現地教師は学習者の「難しさ」に気付ける反面、発音については教えきれない部分があります。

どんな職場でも必要ですが、同僚同士の「コミニケ」は必要ですねヽ(´ー`)ノ (コミュニケーションという意味です)

とはいえ、タイ人教師に「発音直して」なんて言えないです(笑)面子つぶしちゃうので。こっそりと学生に教えます(゜゜)!

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