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言葉になることに価値はある?

今日は新宿の紀伊国屋書店で行われた山口周さんと北野唯我さんの出版記念イベントに参加してきました〜

もう一言で言いますとね、

「すごいお二人を組みましたね、紀伊国屋さん」


て感じでした。笑 どう考えても1時間は足りないんじゃないか…?と私は勝手に思っていたけどやはりその通りになった。笑 ちなみにタイトルは、最初に北野さんが山口さんに「山口さんが見てる世界はなんですか?」みたいな問いに対しての一言。


え…( ˙-˙ )?



と、私の頭にはクエスチョンマークしか出てこなかったのですが、過去北野さんのいるイベントの空気感はこういう感じなので(抽象的なテーマや質問があり、あらゆる事例が上がり、どんどん具体的になる経緯)戸惑いとかはないんですが、問いに対する答えが私にはぶっ飛びすぎていて

こんな顔に( ˙-˙ )なってました。


目次
①話した内容で印象に残ったこと
②質問コーナー
③参加しての感想

①話した内容で印象に残ったことまとめ(結構いろいろメモしてたけど今みると全然わからない笑)

・ルールと実態がちぐはぐ(それはそれ、これはこれ)

・マズローの5大欲求の生理欲求と安全欲求はもので満たされてしまう。次に来る所属や承認欲求はコンセプトとか抽象的なものが大事になってくる

・コンセプトはどれだけ言語化できるか
ex.旅行に行きたがる話→自分がいいな、とか美しいなと思うものが都心にはない
外資系のお菓子メーカーのブランドブックの話
→写真にめちゃくちゃお金をかけている。言葉にすると情報が限られるため美しい景色はめちゃくちゃ情報量が多いから言語化できないから

・ビジョンを言葉にすると過去になる
概念は後追いになる話。ipadは最初からipadで「タブレット端末」というのは後からできた言葉。(アップルが1990年代あたり?にムービーを作ったことを事例にあげて)

・破壊と創造の話(主にピカソ)
この話は私の要約力では全く太刀打ちできない情報量なので印象に残った言葉→ピカソの名言「私は探し出さない、見出すのだ」

・山口さんが中学の時に旧約聖書読んでた話(どんな中学生…)
→偶像崇拝は旧約聖書ではダメなので常に抽象問題に立ち返ろうという話ではないのか?みたいなことを30年くらい考えてるって言ってた…

・「意味」の話
ちょっとこれも要約できる力はないので印象に残った言葉→北野さんがおっしゃっていた「ファンです、と言われることよりも物語の○○のファンです、と言われることの方が嬉しい」

インタビュー記事でも話されていたピクサーみたいな物語をつくりたい思い、自分の作った本のキャラクターが飛び出して働く人に寄り添っていくことになることの方が嬉しい、とのこと

②質問コーナー

1.成果と報酬についてどんな考えを持っているか

2.ビジョンについて日本は発達してないけど、もっと時間かけたらいいものになる?(みたいな話だったような…)

3.ピカソについて
こちらは自分のいいと思えるものと、商業的に受け入れられるものは違う、といったような話

4.大学2年生がしたコンサルタントは知的生産者?
大学2年生で既にそんな物事を考えてるあなたなら大丈夫ですよ…と心の中で思った質問。山口さんからの答えは自分が面白いと思うものに取り組むのが大事ですよ、とのこと。

5.隣の席の方がしてた質問「神咲秀一の部下かもしれない、若い優秀なアートの人に寄り添うか、同僚のサイエンティストを変えてくか、どう立ち回ったらいいのか?」

ここでは好き嫌いを意思決定のプロセスに入れていいんだと思うこと、そうすると自分の感情に気づくことができる話がありました。
意思決定のスピードは「決める人の人数×決める人の判断基準」という公式にできるとのこと。(北野さん) この判断基準の1つ目に好き嫌いを持ってくるとその後の判断が論理的にできる。例えば好きだからできる、嫌いだけどやらなきゃいけない→どうやったら楽しくできるかみたいな論理的な判断ができる。ブレスト会議はできるできないよりも好き嫌いを考えてから(感情が動く!)合理を考えるので話が進みやすい、とのこと。

これについて、山口さんが「副業が可能なら自分の中でポートフォリオを持つのがいい」との提案。好きなことをするとお金は稼げないけど、好きでないことはお金を稼げる、といったように意味づけを変えることも大事ですよ、と話がありました。


③感想

めちゃくちゃざっくりでしたがこんな感じのイベント内容でした…!おそらくめちゃくちゃ主観あります…!

久しぶりに北野さんのお話聞けて、自分の知的好奇心が刺激されました!行動の部分としては分断のエジソンをもう一度読み直そうと思ったし、ピカソの動画?も見てみたくなりました。山口さんのお話はなんと言うんですかねえ…私が言葉にしたら価値が下がってしまう気がするくらい知のモンスター感が凄まじかったです。(北野さんもそうですが)本は一冊だけ持ってたので、もっと読んでみようと。本当頭がキレッキレすぎて違う次元で生きてる方なんだな、って思いました(旧約聖書の話とか)

また気づきとしては、「好き嫌いをもっと自分の判断基準に入れていいんだ…!」ということです。これはいつかのそもそもラジオでも話されてことだったのを記憶してて、その時はそうなんだ〜くらいに思っていたけれど、今の自分にはめちゃくちゃ刺さりました。それはおそらく嫌いなことや我慢しながらやってることがあるからだと思う…。自分の感情にだいぶ鈍感になってたのでそこはもっと正直になった方がいいんだなと分かりました〜

写真はイベント終了後にサインしていただいたもの。少しだったけれどお話できて嬉しかった!為末さんとのイベントのことやそもそもラジオのことなど、言いたいことを詰め込んだけれど、快くお話してくださってありがたや…ってなりました…( ;∀;)

最後に前のイベントで見た時より痩せた印象があってそれで「お身体気をつけてください」とだけ言ってたんだけど、忙しいと思いますが〜みたいな前置きをしなかったので、不吉なこという占い師みたいになってしまった…すいません

今日は朝から仕事のことでなかなかしんどい思いをしてましたが、お二人のイベントでめちゃくちゃエネルギーをいただきました!考え方を生かしてもっと自分を好きに生きれるようにがんばろ〜ってなりました。ゆるい感じですが内面は結構マジメです。笑

最後まで読んでいただきありがとうございました!



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