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【エッセイ】3.11

毎年この日にすることは、

〇 防災グッズの見直し ( 9月1日にもします◎ )
〇 当時の映像を見る
〇 午後2時46分に黙とう

です。



前にも「すずめの戸締り」の小説の感想を書いたときにお話しましたが、私は当時6歳でした。


年齢的にも、私の1個下くらいの子達が記憶のある最後の世代になると思います。記憶は薄れつつありますが、死ぬまで忘れてはいけないことだと思っています。

あの日感じた恐怖と悲しみを忘れないためにも、苦しくはなるけれど当時の映像、津波の映像などを毎年見るようにしています。




保育園の教室が大きく揺れたこと
先生たちが一斉に窓やドアを開けていたこと
母が迎えに来て安心したこと
父は電車が止まって中々帰ってこられなかったこと
テレビから流れてくるニュースが怖かったこと
翌朝の新聞
瓦礫の中に立ち尽くす長靴を履いた女性




私は直接の被災者ではないけれど、それでもあの日のことを思い出すと辛いし、涙が出ます。




いつ壊れるか分からない、いつ何が起きるか分からない。何気ない日々を大切にしようと感謝しようと思わせてくれる、私にとって大きな一日です。



何も出来ないのがもどかしいけれど、東日本大震災と福島第一原発事故を忘れないことが、今の私にできることだと思います。


犠牲になった方々に心からのご冥福をお祈りします。
そして被災地の復興と被災者の皆さまへの幸せを願っています。





画像 : 個人撮影


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