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親子間のラポール形成ってどうしてますか?

こんにちは😁
atまる子です。
みなさんは、親子間のラポールをどうやって
築いていますか?。

心理学用語の一つである”ラポール”とは、フ
ランス語で、「橋を架ける」という意味から
お互いが信頼し合い、また好みなどが一致し
ている関係、つまり、良好な信頼関係を意味
しています。

私も数年前からラポールという言葉を、よく
耳にするようになりました。
以前、参加した研修会でも、ラポールのこと
について話があり、私も少し学ばせてもらい
ました。

ここでは、私が学んだ一般的に実践されてい
るラポールの形成手法と、私なりの親子間の
ラポール形成についてお話ししたいと思いま
す。

まず、一般的なラポールの話について・・・

ラポール形成で基本要素となるのは、
「尊重」「類似性」
です。

「尊重」とは?
相手の価値観、感情などを否定せず、尊重す
ることです。
相手の意見を無視し、こちらの意見を一歩的
通すなど、相手をコントロールしてやろうと
いう態度をしないということです。
尊重していることを相手に伝えるには、傾聴
が効果的と言われています。

「類似性」とは?
相手との共通点を見つけ出すことで、相手と
一体感が生まれる性質のことです。
相手との共通点を見つけ出すことで、相手の
の持つ防衛本能を解除し、親和性を高めるこ
とにつながります。

一般的な手法は、
  「ペーシング」
  「ミラーリング」
  「マッチング」
  「バックドラッキング」
  「キャリブレーション」

です。

「ペーシング」とは?
話す速度、声の大きさ、あいづち、頷きの頻
度タイミングなどを相手に合わせることです。
行動を相手に合わせることで、親しみやすさ
を感じさせることができます。

「ミラーリング」とは?
相手の姿勢や仕草を真似することです。
自分と同じ動作を行なっている人を見ると、
親近感を感じやすくなり、距離を縮めるきっ
かけとなります。

「マッチング」とは?
聴覚に注目した手法で、話すテンポや声のト
ーン、強弱など聴覚で感じる部分を相手と合
わせることです。
より、相手を意識して合わせることが大切で
す。

「バックドラッキング」とは?
相手と同じ言葉を繰り返す方法のことで、いわ
ゆる、おうむ返しのことです。
意味を返すに、自然な流れで行うことが大切で
す。

「キャリブレーション」とは?
相手の姿勢や呼吸、表情などから相手の心理状
態を把握することです。
相手を気遣ってあげることで、信頼感や好意を
醸成しやすくなります。

私なりの親子間のラポール形成について・・・

私は、日々3人の子供を育てています。
これまでに本当に色々なことがありました。
思い返せば、ここ数年間は、どうしようもな
くて、泣いたことも多々です。
解決できない子育ての課題・・・
当時、私は、一人で抱え込みすぎていたのか
もしれません。

このままでは、だめだと思った私は、ある時、
考え方を改めました。
まず、夫に積極的に助けてサインを出すよう
にしました。
夫婦で話す時間を設け、私は今こんなことで
悩んでいると話をするようにしました。
そうして、夫婦で子育ての問題を解決するこ
とで子育てを共同でしているという意識作り
に努めました。

また、子育てに対する考えも、
世の中には多くのお母さんやお父さんがいる。
みんな子育ては始めてのことで、不安なこと、
困惑することなど、尽きない課題の中でみん
な頑張っている、私だけじゃない!
困ったら誰かを頼ればいい!

と考え直しました。

そう思えたとき、何だか気持ちが軽くなりま
した。
また、子供との関わりに中で、ラポール形成
を取り入れることにしたのです。
それまでの私は、子供らと関わるとき、子供
は親の言うことを聞くのが当然という考えの
基で、接していたような感じでした。
私は、自分の思いだけを子供に押し付けてい
たのです。

上記のことを全て実践できているわけではな
いのですが、ラポール形成を心がけてみたと
ころ子供たちの関係が以前とは変わってきま
した。

特に、私は、「尊重すること」を大切にして
います。
以前の私は、子供たちの言うことを否定して
ばかりでした。
「これはだめ、あれはだめ」そう、言われ続
けたら誰でも萎縮してしまいますよね。
だから、私は、子供たちがやりたいと言い出
したことできるだけ否定しないことにしまし
た。

子供の話を聞いていると、このようにすれば
効率がいいとか、そのやり方は間違っている
と思うことがあるのですが、あえて、できる
だけ子供たちの言う通りにするようにしまし
た。
失敗も経験の一つだと思って。

私たち大人は、経験を多々しているため、効
率の良いやり方などがすぐに分かります。
でもそれだけでは、いい子育てとは言えない
のではと思うのです。

最近では、よく子供がこうしたい、ああした
いと言ってくれるようになりました。
また、積極的に家のお手伝いもしてくれるよ
うになりました。

次に、子供の目線に立って話すようにしまし
た。
子供と話をするときは、できるだけ、子供の
目線の高さまで、背を落とし、目をしっかり
みて、「あなたの話を聞いています」と分か
りってもらいやすいようにして話をするよう
に心掛けています。

もちろん、会話のときは、子供のペースにあ
わせて話をするようにしています。
具体的には、子供の話を遮らず、そして、共
感するように子供の言葉を繰り返しながら話
をしてます。
すると、最近では、学校での出来事をよく話
してくれるようになりました。

ラポール形成を取り入れたことで、少しずつ
変化が現れています。
小さな変化ですが、小さな変化はやがて大き
な変化へと変わります。

まだまだ未熟な私ですから、これからも悩み、
苦しむことがあると思います。
でも、世の中には子育てをしたくてもできな
い人もいるわけで・・・
でも、私は、子育てができている。
その嬉しさを日々感じながら、これからも頑
張っていこと思います。

私をお母さんにしてくれた、子供たちに感謝
しながら・・・・


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