「仕事の効率化」はいったん措きましょうというお話
「仕事の効率化」を至上命題とすると歪みが出ることも多いなぁという素朴な経験則があると思います。あるべき重要な前提作業をすっ飛ばしてしまったり。個による仕事の習熟を「属人化」と呼びその一切を排すべくマニュアル作成し逆に工数を増やしてしまったり。数えあげればキリがない失敗が各所に蓄積されているはずです。
さまざまな試行錯誤において「効率化」の亡霊はイタズラをしかけて来るのが常です。なので、いったん「効率化」は忘れて「低ストレス化」と「低コスト化」に集中しましょう。
そもそも「効率化」したいなぁと思うとき、最終的に求めているのは「低コスト化」であり「低ストレス化」である場合がほとんどなのではないでしょうか。穴を開ける道具はドリル以外にもあります。
なにか新しいシステムを導入するときなどに、ストレートに「これは低ストレス化につながるかな」「これは低コスト化につながるかな」と考えるだけで見えてくるものが変わってくるはずです。そして多くの場合、「低コスト化」には目が向くはずですので、ここで強調したいのは「低ストレス化」です。
人間は有限です。当然ながらやる気も集中力も有限です。低ストレス化により仕事のクオリティが向上するのはきっと当たり前のことです。低ストレス化には数字に表しがたい確かな効果があるのは、これまでの自分の人生を振り返るだけでも確信できるのではないでしょうか。
以上が「仕事の効率化」はいったん措きましょうというお話でした。
最後にしれっと何かをいうコーナーを設けますと、昨日のnoteでも触れましたが、「低コスト化」と「低ストレス化」の肝は①外注と②クラウドサービスの積極的な活用にあります。私が所属する法律事務所forkは2年以上前からいち早くインハウス経験を前提とした法務の受託を行っており現在も試行錯誤しながら「低コスト化」「低ストレス化」への貢献を目指し必死にゆるっと働いております。インハウスの弁護士さんたちとたくさん交流がしたいのでぜひ忘年会しましょう!という忘年会お誘いnoteでした👀
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