死のリサイクルに1人、反対している
眠れないからぶつぶつ呟くよ。
納得いかない人もいるだろうけど、これはワタシが勝手に1人で考えて、勝手に1人でやってることだから、文句ある人はもうワタシの投稿を読まないことをお勧めするよ。
子どもをダシにつかったプロパガンダ動画はどちら側の主張であっても一切動じないことにしている。
体躯が小さく逃げるに不利なのは当たり前で、最も犠牲になっているのも当然だからだ。
ここで感情的になればどちらか、あるいはどちらの、作戦にもまんまと引っ掛かる。
それは戦争の一部なんだよ。
そこに映る遺体はおそらく本当に亡くなった子どもで、泣き叫ぶ母親も、子を抱きしめる父親も、別れを惜しむ兄弟も、基本的にはみんな本当に起きていることだと思ってる。
だけどさ、その市井の人々の悲しみを映す側はどうだ?それを引用する公式アカウントは?
本当に起きている不幸のリサイクルだろ
戦争の直接の当事者ではない世界の人々に向けて、「我々の受けた被害はあまりにも残虐で、見てみろ、敵は無抵抗で非力な子どもまで、かように残忍な方法で殺すのだ。あいつらはもはや人でなしだ」と感情的に煽る時、そいつらはずっと戦争を肯定し、我が攻撃には正当性があると主張し続けている。
戦争を肯定するために、死者をダシにしているのさ。
だって死んだ人は抗議できないから
ワタシは戦略的な死のリサイクルに反対だよ。
実際に人が死んでいる、その大量の本当の映像の中に、ちょっとだけ嘘を入れる。詐欺師の手口とまるで同じじゃないか。
かわいらしい、いたいけな少女のひどく傷ついた映像が、実は何年か前の映画のメイキングで、それをまるで今実在する戦争の出来事であるかのように拡散したり、
40人もの赤ちゃんの首が切られたと報じ、復讐を正当化したが、その時に実際に死んだ赤ちゃんは実は1人だけだったり。
どっちもやってんのよ。そういうことを。今年起きた戦争だけじゃない。もう2年になる戦争だってそうだ。過去の随分古い戦争だってそうだ。日本だって、そうだった。どこでも起きているし、ずっと前からプロパガンダは存在する。その言葉が生まれる前から。挙げればキリがない。
全世界を自分の味方につけることができるかどうか、大義名分を得られるかどうか、その情報戦の末端に、死んだ子らが利用されている。
それってどうなんだろうね。ワタシは本当に死んでいるだろう彼らの映像を見る時、ただ、ただ、祈るような気持ちで見つめる。そうしないといけないなって感じる。
積極的に抗議活動している人には悪いけど、どちらか片一方に煽られて乗っかっちゃってバカだなと思ってる。
死んだ子に国籍なんか関係あるかよ。と。
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