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地方国立大に通う理系院生の就活日記。

皆さん、こんにちは。私は北の方にある国立大の大学院に通う理系院生です。理系院生ですが、研究職は見ておらずいわゆる文系就職をしました。就活を通じて感じたことを、未来の就活生の皆さんにお伝えできれば、と思い筆を執りました。拙い文章で恐縮ですが、最後までお付き合い頂けると幸いです。なお、私のnoteは時系列にあまり沿っていません。「この時期にこういうことをしてこう感じた」という内容を知りたい方には、少しもの足りない内容かもしれませんが…ご了承ください(T_T)。


目次

1.就活の流れ
2.インターンの意義
3.周囲の皆さんの協力
4.本選考中&内々定後に襲ってきた悲劇
5.結びに


1.就活の流れ

私の就活は、ざっくり以下のような流れで進んでいきました。

・大学院1年生6月:就活開始

・大学院1年生10月~:インターン参加

・大学院1年生2月~:本選考を受け始める

・大学院2年生6月:内々定を受諾し、就活を終える。

就活をどう頑張るかは人それぞれ異なると思います。どういうスタイルが合っているかもおそらく違いがあるのでしょう。その中で、目指すところは「自分の志望企業から内定をもらうこと」です(もちろん、内定がゴールではないということは重々承知しています。内定は経由地であり、先がまだまだ続きます)。

自分で「Will・Can・Must」を考えたり、経験や思いをロジカルに整理できるのが得意な人はその強みをどんどん生かしていけばいいし、それが苦手な人は他の方に手伝ってもらいながら力をつけていけばいい。就活も、勉強やスポーツと一緒なのだと思います。

我流で力をつけることはひょっとしたら効率が悪いかもしれないし、受け身な姿勢だけではおそらく飛躍はしないでしょう。就活における問いの答えは、絶対に自分しか分かりえないことなのだから、「答えの探し方を教えてくれる存在」「探し出そうとするチカラ」の双方が大事なのではないかなと思います。

2.インターンの意義

私は、本当にたくさんの業界・企業と交流を持たせていただき、インターンも参加させていただきました。これはぜひこれから就活をする皆さんにもおすすめしたいと思います。

月並みな表現ですが、本当に新たな発見だらけです。しかも企業についてや働くということについてだけでなく、自分自身についても。「あ、こういうことに興味持っているんだ」とか、「こういうことはなかなか楽しいと思えないのか」とか。

実際に選考が進んだり、はたまた働いてから感じてしまったら少し効率が良くないこともあるかもしれません。ぜひ、事前にその術が提供されているので有効利用するといいんじゃないかなと思います。

(ただ実際は、選考を受けたり働き始めたりすると新たな気付きは絶対あるはずです。私はそれはその都度、様々な判断の根拠にしていけるといいなと思っています。)

3.周囲の皆さんの協力

就活期間中、本当に多くの皆さんにお力添えを頂きました。

「文章を書いたり言葉で説明したりするのが上手くない上に、話し好き」という就活における致命的な特徴を持っていた私を、ES・面接において戦えるまで成長させてくださったinteeの皆さんには感謝してもしきれません。

そしてさらに自己分析も上手くできなかったので、そちらにおいても大変お世話になりました。私にとっては、1.の項で述べた「就活の答えの探し方を教えてくれる存在」がinteeのメンターさんだったのだろうと思います。

ある方に、「就活は『運(うん)』『縁(えん)』『恩(おん)』が必要だ」と言われました。この相手は面接を受ける企業だけではないでしょう。サポートしてくださる方々にも「ご縁を感じ、ご恩の心をもっていたい」と思います。

4.本選考中&内々定後に襲ってきた悲劇

様々な方のサポートもあり、学びを重ねながら順調に就活を行っていた矢先、悲劇が訪れました。

「Willの揺らぎ」です。

ちょうどその頃、本選考が始まっていて、様々な企業のESを書いたり面接を受けたりしている中で、「自分がどういう人になりたいのか」が霞んでいきました。小手先のテクニックに走ろうとしていて、一本の「軸」がない受け答えをしてしまっていました。

自分でもどこからそうなったのかは、いまだに分かりません。迎合的な態度が好まれるのではと思ったのか、自身がなかったからなのか…。いずれにしてもそれをそのまま続けていたら、納得のいく就活はできていなかったでしょう。その時に叱咤してくださったメンターさんとは、就活が終わった今は笑い話に昇華できていますが、そうできて本当に良かったと感謝の気持ちでいっぱいです。

そして、これで終わりかと思いきや、内々定を頂いた後、再び悲劇が訪れました。

いわゆる「内々定者ブルー」です。

その時の私は、ありがたいことに志望の高かった様々な企業から内々定をいただいていました。先ほども述べたように、様々な業界に志望の高い企業があったため、ひとつに絞ることの難しさを感じていました。多くの企業と何度も面談を重ねましたが、それを重ねれば重ねるほど、志望も高まっていきます。ありがたい悩みであるがゆえに、友人にも言えず、抱え込んでしまいました。

その時にやはり大事になるのは「Will・Can・Must」に基づいた自己分析です。

「自分はこうなりたい、そのためにはこういう力がいる、だからこういう環境が必要だ」。これを第一に考えたうえで、どこの内々定を承諾させていただくのがいいのか、改めて繰り返し自分に問いかけました。こういう時は一種の冷徹さも持ち合わせていなくてはいけないのだな、と最後の最後まで学びの多かった就活でした。

5.結びに

この一年に感じた様々な経験をなんとか言葉にしようと試みた結果、非常に長くなってしまいました。結局、話し好きなところは治らなかったみたいです。笑

ツラツラと自分の経験を書き進めてきましたが、実は私は就活をしていた当初から「自分の就活体験をドヤ顔で語る人にはならない」と決めていました(上記本文にドヤ顔要素はないと祈ります)。

それは、この経験はあくまで「私の就活」だから。

他人にそのまま利用できる側面は多くはないでしょうし、就活生の数だけ就活のやり方はあってしかるべきと考えるからです。

これから就活を始める方・就活を行っている方は、いまどういう感情でしょうか。憂鬱ですか?楽しいですか?不安ですか?

「これまでの自分」と「これからの自分」に自信をもって、立ち向かってみてください。しんどい時もあるかもしれないけれど、しっかり考えた先の未来はきっと味方です。

この長い本文を読んで下さった皆さんが、納得のいく充実した就活を行えることを心から祈っています!

ありがとうございました。

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