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きしたかのは、こうすれば売れる!

人気があり、芸人さんの中でも実力を認められている、きしたかののお二人。

お一人は、比較的押し出しがよく、普通な感じの岸大将(きしたいすけ)さん。 

もう一人が、どことなくエキセントリックな味をかもし出すことが得意な高野正成(たかのまさなり)さん。

普段のお二人は、高野さんが場の話を展開し、岸さんがそれに絡んでいくことが、多いように思います。

このお二人は、業界内の評価が高いのに、現実にはそれに見合う売れ方をしていないように思えます。

どうすれば、きしたかのさんは、売れるようになるのでしょう。

それには、まず、岸さんが話の中心になることがいいと思います。

そして、それに高野さんが絡んでいくようにするのです。

昔、ラッキーセブンさんの、「美しい日本語」というコントがありました。

少し気弱そうで、いかにも普通な感じのポール牧さんが、舞台の中央で話し始めます。

相方の関さんは、多少乱暴な感じで、最初、客席にいます。

その後、関さんが舞台に上がり、どんどんポール牧さんを、混乱におとしいれていきます。

追い詰められ、どんどん崩れていくポール牧さんは、本当に見ものでした。

きしたかのさんも、普通に進めようとする岸さんを、高野さんが引っ掻き回していけば、きっと受けるに違いないと思うのですが。

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