歴史上からこつ然と姿を消した国(進化の歴史~第31話~)
群衆「女王!女王!女王!女王」
国はどんどん大きくなっていき、優秀な戦士たちが女王の周りを固めます。
エルクは足が速く、馬に乗りながら矢を射ることのできる弓の使い手でした。
アリゲに剣を持たせれば、右に出る者はいませんでした。
グリズは、巨大な石斧を軽々と扱いました。
前の村長(略してマエソン)は、自慢の体とパワーを生かして戦います。
その活躍ぶりにより、奴隷から女王直属の戦士へと格上げされました。
女王は「ヒミコ」と名乗り、のちにこの国は「邪馬台国(やまたいこく)」と呼ばれるようになります。
この時代に栄華を誇っていた邪馬台国が、なぜ歴史からこつ然と姿を消えてしまったのかは、永遠の謎とされています。
~第2部 完~
※明日から、第3部が始まります。
noteの世界で輝いている才能ある人たちや一生懸命努力している人たちに再分配します。